アクティブシニアは幻想にすぎない!!

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介護に学ぶ シニアのおもてなしマーケティング (DO BOOKS)

①シニア市場の特徴を知る
65歳以上のシニアに注目する。
今後10年間のうちに後期高齢者が増える。

退職して第二の人生を踏み出そうとするシニアは余暇をいかに過ごすかということに関心をもつ。

しかし、だんだんと歳を重ねると、身体の自由もきかなくなり、医療や介護のニーズが高くなる。

この現象をシニア市場全体で見た場合、積極的な消費支出より、消極的な消費支出が増える。
単純にシニア市場が増えると考えるのではなく、そのなかでも動きがあると見るべき。

保健医療や光熱水費、リフォーム費用は後期高齢者になるとどんどん増える。
これに対して、食料、教養、娯楽、被服、履物の需要はどんどん下がることになる。

アクティブシニアという限られた裕福層のシニアを想定したマーケティングは、大多数のシニアには当てはまらない。
その原因は人生100年時代と言われるほど平均寿命が伸びたことで、豊かな老後ではなくなったため。

老齢化する日本において、消費に意欲的でないシニア層にどのようにアプローチするかを考えないと、これからのシニア市場では生きのこれない。

②介護の視点から見たシニアの加齢現象
・シニアの身体的な加齢現象
足腰が弱くなると背中が丸くなる→歩いて移動できる範囲が著しく狭くなる。

・夏の暑さには強いが、冬の寒さには弱い
→飲食店などでは、弱冷房が好まれる。
→暑いことに抵抗がない分、熱中症にかかりやすい。

・繰り返しの毎日が培った頑固さ
→長い間積み重ねた経験により、思考の柔軟性が失われていく。

③介護ビジネスって本当に儲かるのか。
利益が出れば介護報酬を削られてしまい、介護事業者は悩ましい。
内部留保は長年の蓄積によるものであり、介護事業は本質的に稼ぎにくく、あまり儲からないビジネスモデル。

#これからのシニア市場の4つの特徴
①ひとくくりにできない多様性
②シニアはものをたくさん持っている。時間もたくさんある。
③シニアの老後はいつ終わるかわからないため、シビアである。
④クルマ移動から徒歩に変わると、商圏がいっきに狭くなる。
 加えて、運転が上手であるということに誇りを持っている。
 →クルマをなかなか手放そうとしない

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