このままでは日本に『勝算』はない

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日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

日本では、「人口減少」や「超高齢化」が進行する大きなパラダイムシフトが起こっている。そんな日本の未来は大変厳しい。この状況を解決するために「生産性の向上」や「人材教育」の観点から提言している。

目次

第1章 人口減少を直視せよ

  • 今という「最後のチャンス」を見逃すな

人口減少と高齢化によって日本経済のデフレ圧力はこれからいよいよ本格化し、常態化する。金融政策だけでは対処できない。必要なのは「賃上げ」によるインフレ誘導策だ。

第2章 資本主義をアップデートせよ

  • 「高付加価値・高所得経済」への転換

日本は福祉制度を維持するためにも、生産性向上を継続的に実現する経済モデルに切り替える必要がある。今の人口増加経済モデルから、人口減少経済モデルである「高付加価値・高所得」資本主義に切り替えることが不可欠だ。

第3章 海外市場を目指せ

  • 日本は「輸出できるもの」の宝庫だ

デフレ圧力を緩和するには、人口減少と高齢化による供給過剰を調整することが必要だ。過剰になった供給の一部は、輸出に振り向けることによって調整できる。輸出は生産性向上にも大きく寄与するが、輸出するためには事前に生産性を向上させる必要がある。

第4章 企業規模を拡大せよ

  • 「日本人の底力」は大企業でこそ生きる

日本の生産性を高めるためにもっとも重要なのは、企業の平均規模を大きくすることである。今の平均規模はあまりにも小さく、生産性に大きな悪影響を及ぼしている。人口が減少する中、企業規模を拡大するには「企業の統合促進」が不可欠である。

第5章 最低賃金を引き上げよ

  • 「正当な評価」は人を動かす

世界経済の成長は、ますます生産性向上に依存するようになりつつある。最低賃金を継続的に引き上げることで、生産性をつり上げることが可能だろうか。今、世界中で実験が行われている。

第6章 生産性を高めよ

  • 日本は「賃上げショック」で生まれ変わる

あまりにも影響が巨大な人口減少・高齢化に対応するためには、全企業が賃下げから賃上げに向かうことが不可欠である。政府にとって、全員を動かすためにはどうすればいいのかが最大の課題だ。それには継続的な最低賃金引き上げの役割が絶大。できなければ、国が破綻する。

第7章 人材育成トレーニングを「強制」せよ

  • 「大人の学び」は制度で増やせる

高齢化が進む中で生産性向上を実現するには、本格的な人材育成トレーニング制度が必要である。何度でも社員を再教育して、技術革新の普及率向上を支えるべきだ。

感想

全体を通して、理論立てて述べられている。

一番印象的だったのは『日本人の「変わらない力」は異常』であること。
日本人の平均年齢があがっていることも影響し、日本社会は変化しづらいものになっている。
日本を守るために、私に何ができるんだろう?と考えさせられた。

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