なんで相手のことを思い返してイライラするの?とその解決方法

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離れたくても離れられない人との距離の取り方 [kindle版]

相手が隣にいないのに、イライラすることがありませんか。例えば、いつも待ち合わせ時間に遅刻する友人のことを思い返して、なんであいつは自分を待たせることを平気でするのかと不満に思ったりしませんか?それでも結局相手には何もせず、自分の脳内で繰り返しシミュレーションしてイライラし、時間だけが過ぎることありませんか?

イライラは心理的距離の近さが原因

このイライラの理由は相手との心理的距離が近いからだと本書では述べています。心理的距離とは相手のことをどれだけ思っているかです。イライラしてる人は、対象人物に対して不満感情を強く持ちます。仕返しをしたい、どうにかしてあげたいなど。これらの負の感情が相手との心理的距離を近づけています。

ではなぜ心理的距離が近づくのでしょうか。それは自分に「~しなければならない」という意思が強く働いていからだと筆者は述べています。例えばいつもよく遊んでいる友達がゲームをしようと言ってきたとき、本当はゲームをしたくないのに遊ぶ。このゲームをしたくないという感情を無視し、友達が誘ってきたから遊ばなければならないという考えを優先した結果、イライラがおきます。

心理的距離を遠ざけよう

本書ではこの問題に対して、心理的距離を遠ざけること提起しています。Aが問題ならAをしなければいいという理論ですが、この本の特徴は自分から心理的距離をコントロールすることに着きます。

本書の心理的距離をコントロールするステップは3つです。

Step1.距離感覚に気付く

相手への不満は相手との心理的距離近いことが問題だとお話ししました。そこで心理的距離が近さ(距離感覚)に気付く必要があります。本書ではこの基準を私がしたいかどうかで定まています。自分がしたくないなと思ったとき、それは相手との距離感覚が近いことを示しています。

Step2.自分と相手の自由に気づく

距離感覚に気付いた次は、何をできるかを考えます。例えば私が仕事中わからないことを上司に質問に行く場合を考えます。質問するかどうかは私の自由です。対して質問を引き受けるかどうかは上司の自由です。ですので上司が忙しくて質問に答えてくれなくても私のせいではないことに気付くことができます。

Step3.自分の気持ちを相手に伝える

最後にどう自己表現するかを考えます。お互いの自由を踏まえた上で、コミュニケーションをします。先の例を挙げると、

私「わからないことがあるのですが、質問してよろしいでしょうか?」
上司「ごめん、今忙しいからまた今度にして」
私「ではいつ頃うかがってよろしいですか?」
上司「じゃあ、3時間後にまた来てくれる」
私「わかりました。」

このように双方の自由を加味して会話をします。私は「今」質問できなくても「後で」質問することができます。なのでいつ質問していいか聞くことは自由です。

本書はStep3について多く書かれてます。パターン別にどのように自己表現するかや、自由を侵害してくる人(例えば上司)に対してどのように接するかなど記載してあります。他人のことでイライラする人、そしてそれを実践的に解決しようとしている人は一読の価値があると思います。

感想

自分は日頃過去にあった嫌な出来事がフィードバックして、作業に手が付けられなくなることが多々ありました。本書はこの問題を心理的距離間の問題に捉え、実践的に落とし込んでいることは見事であり、私に新しい観点を与えてくれました。本書は現在(2019/05/19)AmazonのKindle Unlimited会員の方は無料で見れるのでぜひ手に取ってほしいです。

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