値段は読者が決める。奇想天外な経営者の実験本。

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実験思考 世の中、すべては実験 (NewsPicks Book) [kindle版]

売りたい商品の写真を撮ればすぐに現金がもらえるとして話題になった「CASH」の代表光本さんと、幻冬舎の名物編集者である箕輪さんがタッグを組んだ価格自由の書籍。

特別なスキルがある訳でもない光本さんが、自分のアイデアを具現化するまでの発想力や行動力について語っています。次にチャレンジしてみたいアイデアも惜しみなく紹介していて、今後のビジネス展開も楽しみです。

気になる本文を一部抜粋

■市場選択のときは、その「ズレ」と「市場の大きさ」を見ます。消費者の感覚と現行のサービスがどれだけズレていても、そもそもの規模が小さい市場には手を出しません。
→市場の選び方とタイミングが重要だと光本さんはいいます。かつてはカーシェアリングサービスもリリースして失敗したそうで、今日では当たり前となっているので、この失敗でタイミングの重要性を理解したみたいですね。

■いま、ほとんどのビジネスが「すべての人を疑う」という前提で成り立っています。しかし「すべての人を信じる」前提でも成り立つと証明できたら、これからのビジネスが一変する可能性があります。
→実験をするにはユーザーという協力者が必要です。ユーザーを信じるという信念があるからこそ、大胆なチャレンジが出来るのでしょうね。

■いろんな業界にトッププレイヤーがいてサービスを提供していますが、ほとんどは思考を使わないとそのサービスを受けられません。そこでそれらのサービスを「思考停止したまま」提供できるように作り替えたら、絶対に業界の構図を塗り替えられるはず。
→前述の「性善説」と「思考停止」が光本さんにとっての実験キーワードみたいです。スマホにより片手で何でも出来るようなイノベーションが起こったように、人間はとにかく楽で便利なコトを求め続けます。AIや自動運転によりますます思考停止しながら生活できてしまう社会で、サービス自体もシンプルさが求められていくでしょう。

感想

人を信じて誰もが簡単に驚くような、合コンでもてるようなマス向けのサービスを生み出したい。
専門的なスキルや常識に縛られず、無邪気に実験し続ける事がイノベーションの種になるんだなと、明日から実践できそうな考えの詰まった一冊でした。

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