数字で考えたら、確かに武器になりそうだ。

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「数字で考える」は武器になる

 本書は5章で構成されている。
 第1章は、仕事を扱える大きさまで因数分解をし、ROI(費用対効果)思考・仮説力をもとに最適な選択をすること。第2章は、平均と分散を例に数字の裏側と読む方法と仮説力を高める2ステップ。第3章は、損益分岐点や2軸思考をもとに経営者から見る数字について。第4章は、数字を用いた対人コミュニケーションのポイント。第5章は、物事を整理する7つのフレームワークについて記されている。

①仕事を自分が扱える範囲まで細分化する

 これは工数管理の考え方である。業務は複雑で多岐にわたる時、漠然とただやるだけでは何から手をつければいいのかわからない状態になってしまう。そのような状態になることを防ぐために、膨大なタスクを実行できるレベル(自分が扱える範囲)まで細分化し、納期とも調整しながら工数で管理することが必要である。。自分が扱える範囲までの仕事・数字に落とし込むことによって、考えがより明確になり行動も変化していく。そして行動が変化すれば結果も変わる。思考の変化が結果を生む。

②仮説思考で生産性を高める

 生産性向上を目的とするならば、仮説思考を持つことが重要である。仮説思考を持たずに作業から始めてしまうと、多くの無駄が発生してしまうからだ。仮説力を高めるためには数字のストックを増やすことだと本書では言及されていた。仮説力を高めるためには2ステップが必要であると考える。まず、業界や社会の流れを掴むために新聞を読むこと、つまり「使える数字を増やすこと」。そして、簿記や四則演算による簡単な分析などの「数字を使えるようになること」である。

③数字で人を動かす

 私たちが気をつけることは何だろうか。それは提供できるモノに対して価値を感じてもらい、行動を起こしてもらうことだと考える。つまり、「わかる」ように相手に伝えることができれば、行動を起こしてもらう可能性が高まるということだ。ここで必要なのが「数字で表現すること」と「見える化」である。実際、お客様によって提供する価値は異なってくるため、②のように仮説を立てるときに必要な数字を準備しておくことが重要である。

感想

 私自身、論理的に考えることができている時もあるが、感覚的に行動してしまうときがある。しかし感覚的に行動した場合、そこから得られた結果の要因を特定できずに向上も改善もしようがない。したがって、行動をより論理的にしたいという思いがあった。また、話すときに抽象的な言葉で相手に伝えることもあるので、数字で具体化することにより相手に伝わりやすい説明をできるのではないかと思い本書を手に取った。
 本書を読み、どのポイントで数字を使えば良いのか、特に工程を細分化するという手法は今まさに実行しているところだ。

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