これなら一瞬で「技術が伝わる」エンジニアになれる!

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最強のエンジニアになるための話し方の教科書

1. プロローグ

 「エンジニアの話は分かりにくい」と感じている人が多くいます。「伝える」問題を解決できる原因があるとしたら?本書は「実学」であり、実際に仕事に、家庭に大きな変化を与えた内容を解説しています。

2. エンジニアの話が「伝わらない」のは相手に戦いをしかけているから

 多くのエンジニアは「伝わる」話し方の真逆を教えられています。教育の機会がなく、失敗している先輩の方法をOJTされている場合がほとんどです。
 例えば、説明が分かってもらえない場合、「詳細な説明資料」「補足説明資料」を作る方がいます。でも、多くは質問が質問を呼ぶ負の連鎖に落ち込みます。本当の原因は内容の不足ではありません。「相手は最初からNo.を決めている」のです。
 理由は、エンジニアが相手に戦いをしかけているからです。相手は防御のために拒否の反応を示します。

3. エンジニアは相手を攻めている自覚がない

 では、何が「戦い」なのか、というと「正しいことを分かってもらう」ことです。ここで、「正しいことを分かってもらうなんて常識以前じゃないか!」と感じた方は「相手を攻めている自覚が完全にない」状態です。言い方を変えればわかりやすいかも知れません。「私の説明が正しいのだから、あなたの意見を変えて、私の意見に改めなさい」もし、自分がこう言われたら?思わず防御しませんか?

4. 最初からYesの状態で会話開始すれば伝わる

 原則は「最初からYesの状態で会話開始」です。エンジニアは「内容の説明→Yes」と思い込んでいますが、実際ははほとんどが「Yes→内容の理解」です。
 例えば、職場で仲のいい人を想像してください。その人に「ちょっと困ったことがあって・・・」と相談すると「どうしたの?」と一緒に解決を考えてくれます。内容を聞く前から「力になってあげるよ!」なのです。これが「Yes→内容の理解」です。
 一方、初めて話をする同僚に「ちょっと困ったことがありまして・・・」と話しかけると「そういうことを急に言われても・・・」と敬遠されてしまいます。最初にNoなのです。

5. 仲間意識は30秒で創ることができる

 ならば良好な人間関係だ!
 人間関係の本を読むと「日ごろから信頼関係を築く」「飲みにケーションが効く」とか書いています。でも、そんな労力をかけなくても大丈夫です。
 Yes.から始めることができる仲間意識は「初対面でも30秒」で創り出せます。これがあなたを一瞬で「技術が伝わる」エンジニアに変えてくれます。

6.本書に含まれるもの

第I章 なかなか理解されないエンジニアの話し方「7つの特徴」
・上司の指示に従ったのに逆切れされる事例
・「お前の会話は不愉快だ」と相手が怒りだす事例 ほか
第II章 話し方改革「7つの準備」
・「最初にYesから始まる会話の原理と実践
・「何が正しい」の代わりに双方満足な「解決」を見つけ出す ほか
第III章 話すための「聞く」
・「なぜできるんですか?」と聞くと人が動き出す
・こうすればできる「話題の準備なしに相手に喜ばれる会話」ほか
第IV章 話し方改革の戦略化
・相手の意見を創って一瞬で合意する戦略
・正直に伝えても、いいにくいことが目立たない形容詞化戦略
・チーム力を発揮する価値観不統一戦略 ほか
第V章 エンジニアの話し方はこう変わる!
・何度も修正されていた資料が1回で完了の事例
・ルールでは許可されない工事の許可を取る事例 ほか
 事例ごとに話し方の組み立て方法を逐次解説しています

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