偉大な英政治家ウィンストン・チャーチルの人生観や政治観、生き方をエピソードを交えて記す

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人間チャーチルからのメッセージ 不安な豊かさの時代に生きる私たちへ

 経済格差社会の拡大から、これから先の人生が見えないわれわれ日本人。東アジアを取り巻く国際環境の不透明感が増す日本。今こそ、20世紀の偉大な英宰相ウィンストン・チャーチルから何かを学び、それを将来の人生に生かすとき。
  詳しい書籍の内容は https://www.atpress.ne.jp/news/146342

  書籍の一部紹介

 《チャーチルはせっかちで、瞬間湯沸かし器だった。大嫌いなことには、素直に自分の気持ちを相手にぶつけた。決して遠慮しなかった。
 これは第2次世界大戦中のこと、首相官邸近くの通りを歩いていたとき、向こうから15歳ぐらいの少年が両手をポケットに入れ、口笛を吹きながらやって来た。通りいっぱいに響き渡る大きな音で、何かうれしいことでもあったのか、機嫌のよい表情を浮かべている。チャーチルはかん高い音がする口笛が大嫌いだった。側を通りすぎる少年に「口笛を吹くのをやめなさい」と大きな声で怒鳴った。
 警護のトンプソン警部は驚いたような表情を見せたが、少年はまるで意に介さず「どうして、おじいさん」とけげんな顔で尋ねた。「口笛が大嫌いだ。本当に不愉快な音だからやめなさい」と声高に言い返す。少年は足を止めずにさらに数歩歩いた直後、振り向きざま「そんなに嫌なら、どうして耳をふさがないのさ」と言い、力いっぱい口笛を吹きながら歩いていった。意表をつかれたチャーチルの顔は怒りに青ざめていた。
 トンプソン警部と外務省の敷地に入ると、先ほどまで怒り心頭だったチャーチルが笑みを浮かべはじめ、少年の言葉を口にした。「そんなに嫌なら、どうして耳をふさがないのさ」。その言葉を繰り返すうちにクスクスと笑い始めた。警部も首相の顔を見ながら笑みを返した。
 このエピソードはチャーチルの気質をみごとに映し出している。トンプソン警部は「カッとなるが、悪意はない。冷静になるとユーモアのセンスがあるため、すぐにユーモアできりかえしてくる」と語っている。》

  《チャーチルは酒が好きで強かったが、ほとんど泥酔することはなかった。しかしたった一度だけ泥酔したことがある。1943年の11月下旬から12月上旬にかけての米英ソ首脳が一堂に会したテヘラン会談で、ロシア式乾杯――一人の人物が、他の一人ひとりと次々に乾杯し、その度に一気に飲み干していく――に興じ、悪酔いしてしまった。・・・・・・・・・第2次世界大戦のアフリカ戦線でドイツの「アフリカ軍団」を破ったバーナード・モントゴメリー元帥がチャーチルに、「わたしは酒もたばこもたしなみません。ですから常に心身とも100%ピシッとしています」と話すと、チャーチルは「わたしは酒を飲み、たばこを吸います。だから200%健康です」とウィットを飛ばした。》

 さらにこの書籍の続きを読みたければ、下記で。
 小学館スクウェア: http://goo.gl/YN7v85
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 紀伊國屋書店のウェブサイトやRAKUTENブックス、全国の書店から注文できると思います。

感想

筆者からの追記:チャーチルのものの見方や人生観、性格、日常生活の言行を、小話やエピソードを通して描く。人間味あふれるチャーチルを記す。彼の生涯を追った伝記ではない。ましてや、学問専門書ではない。彼の業績や生涯を学ぶには不向きな書籍。英国の帝国・戦争博物館やケンブリッジ大学のチャーチル公文書館からの珍しい写真を挿入し、楽しく読めるように工夫した。20世紀の傑出したチャーチルの人物像をまったく知らない読者にもわかりやすく読むことができると思う。

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