矛盾社会序説 その「自由」が世界を縛る

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矛盾社会序説 その「自由」が世界を縛る

【目次】
01 「かわいそうランキング」が世界を支配する
02 男たちを死に追いやるもの
03 「男性 “避" 婚化社会」の衝撃
04 外見の差別・内面の差別
05 「非モテの叛乱」の時代?
06 「ガチ恋おじさん」――愛の偏在の証人
07 「無縁社会」を望んだのは私たちである
08 「お気持ち自警団」の誕生と現代のファシズム
09 デマ・フェイクニュースが「必要とされる社会」
10 「公正な世界」の光と影
11 橋下徹はなぜドナルド・トランプになれなかったのか
12 なぜ若者は地元から去ってしまうのか
13 「働き方」の呪縛
14 ベーシックインカムが解決できない問題
15 疎外、そして近代の甦生
16 「ひきこもり問題」のパースペクティブ
17 この社会には透明人間がいる
18 「社会的な死」がもたらすもの
19 相模原事件の犯人を支持した人びと

感想

社会の中には、その存在すら認知されずに「透明化」されてしまう人たちがいる。「自業自得」だ「自己責任」だと罵詈雑言を浴びせかけられる場合もある。そうした人たちに対する小さな祈りとして本書を読んでも、決して彼らの救いにはならない。本書を読んだからといって、彼らの苦しみが霧消するわけでもなかろう。読者にとっては一服の清涼剤になるかもしれないが・・・。なんとも後味の悪い本だ。

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