現代文で読めるエッセイ!清少納言の人柄とは⁈紫式部との関係も!

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こころきらきら枕草子 ~笑って恋して清少納言

平安時代の習慣や、儀式などに関する記載は省略し、現代の私たちが読んで、理解しやすい部分を意訳している。

春はあけぼのようよう白くなり行くやまぎわ…
で有名な枕草子は、一度は教科書などで読んだことがある作品かと思われます。

しかし、全文を読むのはなかなか難しいですね。
それに、平安時代のエッセイなんて何がおもしろいの?
と思われがちですが、この本は
全て現代文に直されて書かれているので
現代のエッセイを読むのと大して変わりません。

これが、綺麗、あれが綺麗…
だけのみやびな世界ではなく
宮中で行われた恋愛模様をおもしろおかしく書いてあるので、現代と人間は変わらないな。
と感じられます。

[「正しいことは、時間の流れが証明してくれる。私は、私の誠意を尽くすだけ……」]]

権力争いの絶えなかった平安時代で
濡れ衣を着せられたりした清少納言ですが、
彼女の心の持ちようは、現代の私たちも見習わなければならないのかもしれません。

そして、何編かの現代版枕草子の後、
因縁の相手と思われがちな
紫式部と清少納言に、相手のことをインタビューするという企画が書かれています。

この部分は、平安時代の人物に少し詳しくないと難しいかもしれませんが、決して紫式部は清少納言を嫌っていたわけではないということがわかります。

清少納言が使えていた、皇后定子様のことをもっと考えたら?というニュアンスで、
清少納言からすると、定子様には、明るい物語をお届けしたい…という思いがあったということを、
当時の家系図などを踏まえて解説されています。

インタビュー形式なので、紫式部も清少納言も現代語で語られていますし、当時の平安時代、宮中の一部がちらりと覗ける部分でもあります。

学校で習う、書き下し文や、原文は、一部にしか載っていませんので、

感想

平安時代の素敵な日常…と思ったら
意外と恋愛で横柄な態度をとる男性がいたり
根も葉もない噂をたてられてしまったり、
そして、その噂をひらりひらりと交わしていく清少納言に、さすが!と思いました。

現代語ばかりで、とてもわかりやすかったのですが、私としては、原文もつけてくれたらもっと良かったかな…と思いましたが、それは、別の本で読むことにします。

とにかく、言葉の選び方が上手いのが特徴的でした。たくさん勉強しているからこそ、いざという時に言い返せる技量があるのだな、と感じました。

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