イシューからはじめよ

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イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

基本

○価値のある仕事は「イシュー度」と「解の質」で決まる。
○イシュー度が高い問題を選び、高い質で解く道を進むこと(反対は「犬の道」)。
○イシューとは

  • 2つ以上の団体間で決着が付いていない問題
  • 本質に関わる、または、白黒がはっきりしていない問題

イシュードリブン

○仮説を立てる。イシューに答えが出せる。やるべきことが明確になる。
○よいイシューとは?

  • 本質的
  • 深い仮説
  • 答えを出せる
○イシュー特定のための情報収集
  • 一次情報に触れる
  • 基本情報をスキャンする:数字、問題意識、フレームワーク(切り口)を一通り見る
  • 知りすぎない:自分ならではの視点がなくなる。手持ちの手段(既存技術)で解決できるようになってしまう

仮説ドリブン①

○イシューを分解する

  • 何をどこまで検討したら良いかが明確になる。優先順位が明確になる
  • 本質的に意味のあるサイズに分解する。漏れなくダブりなく分解する
  • 分割したらそれぞれに仮説を立てる
  • 分解のフレームワーク:WHERE/WHAT/HOW、バリューチェーン、3C(顧客、競合、自社)、7S(Strategy、Structure、・・・)
  • 型がないときは最後に欲しいものから考える
○ストーリーラインを組み立てる
  • 人に理解してもらうためにサブイシューに基づいてストーリーを作る。
  • ストーリーの流れ:①問題意識・前提知識の共有、②鍵となるイシュー/サブイシューの明確化、③サブイシューの検討結果、④総合した意味合いの整理
○ストーリーラインの型
  • WHYの並び立て:「なぜ、○○なのか」
  • 空・雨・傘:空「○○が問題」、雨「見極めどころ」、傘「こうしよう」。

仮説ドリブン②

○分析イメージ(グラフやチャート)をデザインする

  • どんなデータが取れそうかではなく、どういう結果があれば納得するかを考える
  • 分析とは軸を決めて比較することである
  • 定量分析の型:比較(共通軸で2つ以上の値を比べる)。構成(全体と部分とを比べる)。変化(同じ物を時間軸で比べる)
  • 軸だしはブレストとグルーピング
○イメージを具体化する
  • 数字が入ったイメージを作る
  • 軸の目盛りの取り方、必要な精度が明確になる
  • 比較の意味合いを見極める(差、変化、パタン等の表現)
○方法を明示する
  • 常に新しい手法に頼るのは大変。複数の手法を用意する。普段から使える手法を増やしておく
  • 欲しい結果から考える人は既存手法の限界を超えてくる感じになる

アウトプットドリブン

○重要なサブイシューから手を付ける
○答えありきでなく本当に正しいかどうか検証する
○トラブル対応

  • フェルミ推定
  • 実際に見てみる
  • 複数のアプローチから推定
  • 人に聞きまくる
  • 期限で別の手法に切り替える
○軽快に答えを出す
  • 完成度よりも回転数
  • エレガンスよりもスピード

メッセージドリブン

○伝えること

  • 意味のある課題である
  • 課題に対する最終メッセージ
  • 行動してもらう
○ストーリラインを磨く
  • 論理構造を再確認する
  • 流れを磨く(紙芝居やリハーサル)
  • エレベータテスト
○チャートを磨く
  • チャートは、タイトル、メッセージ、サポート(中身)
  • 1チャート1メッセージ:イシューに沿ったもの。シンプル
  • 縦と横の軸を磨く:軸をフェアに選ぶ。比較点を明確に示す(軸の順番、並び、刻み)。
  • 分析表現を書き込む:メッセージと分析表現を合わせる
  • 感想

    研究員やイノベータが身につけるべき考え方が凝縮されている。自分の価値や仕事のアウトプットを高める上で非常に強力な武器になる。
    今の仕事を見直してみよう。まずは「それは本当にイシューなのか?」と問いかけることから始めてみよう。

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