失敗の本質

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失敗の本質 [kindle版]

この失敗の本質では、日露戦争で、あれだけ強かった日本軍が何故太平洋戦争で敗北したのかを社会科学に基づき解明しようと試みている。

太平洋戦争に敗北後は、あまり失敗について議論がさせれてこなかったし、そうさせない風潮があった。

太平洋戦争をただ平和主義的観点で見ると、戦争はダメだ、平和が良いというようになる。確かにそうだけれど、それは社会科学的ではない。本当に重要なのは、何故負けたかである。

当時の軍人エリートや、軍の組織的構造は、今でも通ずるものがある。結果よりも人間関係や空気を読む事が重要視されているのは、現代日本の起業も同じであろう。メルカリやヌーラボといったITベンチャー企業は、ベンチャー別であろうが。

新陳代謝が行われてないないのも、今の日本企業でも同じであり、年功序列がまだまだ根強い。上のトップは、ある程度歳のいった人達ばかりである。長年の経験により、実力を発揮する場合もあるが、若手の社長や部長がもう少しいても、良いのではないだろうか。今こそ、時代の流れが速いため、若い人にしか分からない価値観や考え方がある。

ただ、日本組織の良いところは、あるのは確かである。その良いところが発揮されたからこそ、日露戦争の勝利、高度経済成長という輝かしい歴史を築けた。

けれども、これからは新たな組織づくりが求めらているのは確か。何故なら、既に時代が変わり、グローバルな社会で日本的組織は通じなくなっている。

そのような時こそ、太平洋戦争の失敗を活かす必要がある。この失敗の本質は、十分にこれからの日本を考える上でも変えていくのでも参考になるに違いない。

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  • 戸部 良一,寺本 義也,鎌田 伸一,杉之尾 孝生,村井 友秀,野中 郁次郎

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