隠れた名著を見つけた喜び

4207viewsslainteslainte

このエントリーをはてなブックマークに追加
哲学の誤読 ―入試現代文で哲学する! (ちくま新書)

あとがきで,筆者曰く
初稿の段階で通して読んだときに,
妙な執念みたいなもの・過剰なこだわりみたいなものが
あちこちに漂っているのを感じて
とある.

これは読者も感じることだと思う.
しかし,このこだわりを楽しむ本であることは
間違いない.

本書はどのような本か
に書かれている文章が,論理的で素晴らしい良文である.

ここを読んで,興味を持たれた方は
ぜひ一度,通読してほしい.

本書では
大学入試問題をテキストに用い,
予備校の講師をしていた著者の経験を生かし,
哲学と入試という面白い組み合わせを切り口に
問題作成者の誤読,問題文の筆者の誤読,著者(入不二)の誤読,問題文筆者の誤読
のすべてが扱われる.
こんな本は唯一無二である.

どうせなら収録されている問題を自分で解いて
答え合わせして読むのが良い.

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く