ユング心理学を知りたい人に

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心のしくみを探る―ユング心理学入門〈2〉 (PHP新書)

第1話自我が取るもの捨てるもの
ユングの見たカンテラの夢
明かりを持ったユングが影につけまわされ怖い思いをする夢
巨大な影…自分の影、無意識
明かり…自我
ユングはこの夢を見るまでNo.1(意識)よりNo.2(無意識)の方が上だと思っていた。
無意識からの脱却で自我意識が主となる。
影の自立…影の否定が強いと勝手に悪さをする場合がある
影の投影…自分のもっている嫌な部分を人のせいにする
投影の引き戻し…相手の嫌なところは実は自分にもあったと認めること
統合…悪=影の居場所を見つけてあげる そのプロセスを個性化
トリックスター…人間の影の一部、低い意識水準の産物
トリックスターの役割…悪くなった秩序を壊す役割もある
第2話太母と英雄
無意識から意識が生まれる
神話に反映される意識の発達3段階
1.ウロボロス…他者を必要としないで独立完結
2.太母…意識が生まれると母子のシンボルになる
3.英雄…太母を倒す→意識の完全な誕生
英雄神話のパターン
a.父が神、母が人間
b.見栄えしない生まれ方
c.生まれるとすぐに殺されそうになる
d.超人的な能力で迫害を切り抜ける
e.成人して怪物と戦う
f.怪物を倒し女性と結婚する
第3話心理的タイプ
対立するフロイトとアドラーの主張から2人の言っていることは着眼点が違うことに気づく
心構えは外に向くか内に向くか
人は外向的、内向的いつも同じではない。それは意識と無意識の構えが反対だから
意識の構え…優越機能、劣等機能(自分ではコントロールできない部分)
外向的感覚型
・ありのままで判断し経験から学ばない
内向的感覚型
・外からの刺激を受けると自分の中で勝手に作り変えるというより見えている
外向的直観型
・外的なことがらについて将来のことや物事の本質が見える
内向的直感型
・内面のイメージが浮かび上がってくる
外向的感情型
・みんなをまとめる、場が明るくなる
内向的感情型
・表情を出さないが人の感情を理解している
外向的思考型
・資料を集めてそこから結論を出すのではなく、集めたということに満足する
内向的思考型
・心の中に基準を持っていて理想や理念という形をとっている
第4話心の中の異性像
心の働きの中には男性的な働きと女性的働きがある
ロゴス…思考に近い
エロス…感情に近い
エロスとロゴスは対立的
・日本的マリア型
・清純乙女型
・姉妹・同志型
・妖精型
・美魂型
・女神型
・父ウロボロス型
・美少年型
・兄弟・同志型
・魔法使い型
・美魂型
・老賢者型
第5話神と人間のドラマ
ヨブへの答え
神と人間のドラマ=無意識と意識のドラマ
意識と無意識が対等に渡り合った
第6話対立物の結合とマンダラ
自己=対立物が結合している状態
コンプレックスが強い=意識と無意識のあいだの落差が大きい
補償…意識があまりにも偏った時に正す働き
補償作用の悲劇…魔女狩り、ナチス
このような不幸をなくすためにはその補償作用とか対立が何のために出てきているかを見なくてはいけない
補償作用が出てくるのは対立するものを結びつけるためであるとユングは考えた
錬金術が対立の結合を求めていたと考えた
哲学者の石…対立しあうものが一緒になった状態
石…一方では安っぽい石、他方では貴重な完全な
「悟りを開いて高い境地になるけれどまたこの世に帰ってきて普通の人と交わって普通の人を教化していく」
マンダラ…ひとつのものに4つの対立するものが含まれている 自己を表す
完全…マイナスを排除したもの
全体性…マイナスを含んだ完全性
ユングの描いたマンダラの説明

感想

ユング心理学を学びたいならまずはこの本を読んで全体像を掴むことをお勧めします。

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