ユング心理学を知りたい人に

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無意識への扉をひらく―ユング心理学入門〈1〉 (PHP新書)

第1話心とは何か、無意識をどう捉えるか
・心とは主体…心が考えたことが現実となる
・心とはイメージ…思考、感覚、感情、直観のタイプにより認識、記憶方法が違う。写真で撮ったように鮮明に覚えているのではなくイメージで覚えている。
・心は複数
ゼーレとガイストの違い
心(ゼーレ)の扱いが宗教によって善悪まったく扱いが違う
人間のイメージが本能行動から離れたため、現実から離れてイメージが1人歩きするようになった。素晴らしいものを作り出す反面、間違えたり悪いことをイメージする能力ももってしまった。人間の心をどうコントロールするかという問題がユング心理学の中心問題といってもいい。

第2話ユングの母体験、父体験
ユングの両親は良い親ではなかった
自分自身が親から与えられる体験をどのように処理していくかが大切
ユングの父親
・自分は教授になりたかったが、父は牧師になれと言われ牧師になる
・キリスト教の質問に答えない父親に不満をもつ
ユングの母親
・夫の頼りなさに不満をもつ
悪い親の体験
・母親不在
・母親に対する不信感
・二面性を持つ母親から人間にはno.1とno.2がいることを知る
フロイトから父性を体験した
・素晴らしい父
・支配する父
・フロイト批判=父殺しの体験

第3話自我とコンプレックス
自我、コンプレックス…心のくせ
自我は意識的、コンプレックスは無意識的
自我は家庭環境、社会によってつくられていく
自我とペルソナの違い
・ペルソナは外にだけ向いている
・自我は外だけではなく内面的基準をもっている。

第4話元型とは何か
コンプレックス…一定の条件や状況があると自動的に動き出す心の癖。自我が否定したり、押さえつけたりして忘れていることが無意識になったもので自我はその存在に気づいていない
元型…人類共通の心の動きのあるパターン
・母子結合のパターン
・男性コンプレックス
・英雄に見られる4つのパターン
・異性イメージのパターン
・神イメージのパターン
・一生のプロセスパターン
自我の確立→社会に適応
40代~→今まで切り捨てた価値に目を向ける
元型には情動が伴う
感情と情動の違い…人間的なものが感情、非人間的な感情が情動(大きな存在が出てきた時に感じるゾッとするような感じ)又は無情性(悪は倒されて当たり前だから倒された人はかわいそうではない)

第5話
夢とシンボル
無意識の力が意識ではキャッチできないような知覚、アイディアをキャッチして意識にもたらす
夢の種類
・補償の夢
・予知夢
・テレパシーを感じた夢
レム睡眠の時には必ず感情が働いているらしい
ユングの2つの感情
・通常の感情
・情動…元型イメージがでる
レム睡眠時にプシコイドが働くと人間の意識では考えられないような作用が働き、時間・空間を飛び越えるのではないかと考えられる
フロイトとユングの夢解釈の違い
フロイト…夢から連想→最後に性的なものに結びつける
ユング…夢の中の現実と違う部分に注目する→そこから何を連想するか聞く→様々な連想→何に関係があるのか探る
シンボルと記号の違い
記号…1つのものを表しており、他のことは意味していない
シンボル…元型の作用が働くもの
シンボルの作用
ユングの患者にはプロテスタントとユダヤ教が多くカトリックはいなかったという
その理由はカトリックの中にも儀式があってそのシンボル体系が信者の心に安定的に作用した
夢は個性的にその人だけしか持っていない意味を突き止めなければいけないと最後はユング派の人たちの解釈の間違いを述べている

感想

ユング心理学は幅広いので難しい。この本から読むとわかりやすいと思う。

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