生まれつきの天才などいない?

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天才! 成功する人々の法則

第1 わずかなアドバンテージ(有利・優越)が将来を左右する。

 わずかな違いが、その後、新しいアドバンテージを生み、そこに乗り遅れた人は成功から漏れてしまう可能性があるのだ。
 こういったわずかなスタートラインの違いによる偏りについて、私たちは知ってく必要がある。

第2 天才になるために必要なトレーニングの量

 天才になるのに必要な訓練期間をグラッドウェルは、「一万時間」と明確に定義する。一万時間とは、毎日8時間ずつ訓練したとしても約3、4年かかる。
 モーツァルトやザ・ビートルズのように「天才」と思われていた人々も一万時間のトレーニングや本番での演奏をできるだけの機会が与えられていたとグラッドウェルは論じている。
 そう、「長時間にわたってトレーニングを積める機会」こそが「並外れた好機」なのであり、そして繰り返えしになるが、今の日本の問題は、この並外れた好機を受けられるチャンスが、若年層になればなるほど、失われているっことなのである。今、若者が選択できる雇用の多くは非正規雇用か、または正規雇用であってもビジネスのスキルを蓄積できない業務が多く、毎日をただ単純労働ですごすだけであれば、このような一万時間の好機に恵まれる可能性は小さい。
 その問題を、私たちは常に認識し続ける必要がある。

第3 同じような好機があったとしても、その好機のタイミング次第で、成功するかどうかが大きく分かれる

第4 知能は必ずしも成功の要因ではない

 人間とは、周囲の他者の協力を上手に得ることができないかぎり、どんなに高い能力を備えていても、成功はおぼつかないことを示唆した悲しいエピソードがある。

第5 成功した一部の人々は、当時うまくいっていた人々の仲間に加われなかった、あるいは、あえて加わらなかったからこそ、成功できた。

 なぜなら、時代環境が変わる中で、既存の権益がない人間ほどリスクをとることができたからだ。

《目次》
第一部 好機
 第一章 マタイ効果
 第二章 一万時間の法則
 第三章 天才の問題点 その一
 第四章 天才の問題点 その二
 第五章 ジョー・フロムの三つの教訓

第二部 「文化」という名の遺産
 第六章 ケンタッキー州ハーラン
 第七章 航空機事故の“民族的法則”
 第八章 「水田」と「数学テスト」の関係
 第九章 マリータの取引

天才! 成功する人々の法則

天才! 成功する人々の法則

  • マルコム・グラッドウェル

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