内気な人が望むように成長するための手引き書

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ひっこみ思案のあなたが生まれ変わる科学的方法

Part-1:ひっこみ思案になるには理由があり、それは克服することができる

ひっこみ思案になる「5つの理由」と、その時の「4つの行動」が書かれている。
○理由1:自分らしさとの葛藤。違和感や罪悪感。例)業務上の役割が自分と合わない
○理由2:好感との葛藤。嫌われたくない。例)仕事上のミスを指摘できない
○理由3:実力との葛藤。実力がばれるのが怖い。例)スピーチが怖い
○理由4:憤りとの葛藤。なぜこれをやる必要があるのか。例)交流会への参加
○理由5:モラルとの葛藤。倫理的に正しくない。例)友人を解雇する
○行動1:徹底的に避ける。例)人前に立たない
○行動2:わざと下手にやる。例)交流会に参加したが誰とも話をしない
○行動3:先延ばしにする。例)「慎重になっている」と言い訳する。営業せず開発に没頭する
○行動4:責任転嫁する。例)会社の代表として行くべき交流会にアシスタントを行かせる
逃げることで一時的に恐怖から逃れることはできるが、恐怖心が増し、まだ避けるという悪循環に陥る

Part-2:コンフォートゾーンから踏みだすための科学的方法

コンフォートゾーンを抜け出す「3つの方法」とゾーンの外に出たときに感じることが書いてある。
○方法1:信念。目的を絶えず心に抱く。なぜそれをするのかを常に考える。例)死を間近にした人への祈り(牧師)

  • 信念が生まれるきっかけは様々。例)苦痛を乗り越えたとき。人のために活動したとき
○方法2:カスタマイゼーション。自分が納得するやり方を見つける。自分で変えられるというだけでも自信になる。例)自己主張するときの言葉遣い
  • 例:●パワーポーズ。●最も活力あるタイミングで実行。●一人の時間を作る。●話のネタとなる道具を持つ。●ラッキーチャーム(自分だけのお守り)を持つ。●緊張しない環境を作る(会場に知り合いを呼ぶ)
○方法3:マインドリセット。客観的に状況を把握する
  • 例:●自分が逃げていることを知る(それを合理的とする理由は何か?)。●客観的にみる(一旦離れて全体像の理解に努める)。●第三者のように自分に語り掛ける(自分の名前で)。●嫌なことを書き出す(事実として認識することが大事)。●他人の意見を取り入れる
○ゾーンの外に出た時に感じること
  • 個人的は発見がある。その意義、楽しさ、ワクワク感や、新たな一面に気づき成長のサイクルが回り始める。
  • 成功や失敗は関係ない。そのときの体験を雄弁に語る、掘り下げて考えることが大事。
  • 自分もできる気持ち(自己効力感)が生まれる。レジリエンスも強くなる。

Part-3:ひっこみ思案な自分にもう戻らない

ひっこみ思案に戻らないための対策が書かれている。ゾーン外から通常へ至るステップも参考になる。
○対策1:練習する。ちょうどいい難易度を設定する。本番に近い環境を作る。学習志向(失敗を学習の機会として捉える)を持つ。小さなことを確実に実行する。
○対策2:失敗を恐れない。学習に不可欠な機会と捉える。不完全を恐れない。小さな勝利を得る(よかったこと、楽しめたことなどを探して価値を認識する)。
○対策3:誰かの助けを借りる(一緒にやる。付き合ってもらう)。完璧な指導者は不要。自分の助けとなるものを探して活用する。
○ゾーン外から通常へ至るステップ:1回避 → 2検討 → 3試み → 4仕上げ → 5満喫

  • 3は失敗してもおかしくない時期。学習を通じて身につくという気持ちで実験と実証を繰り返す。3,4はカスタマイゼーションを活用する。
  • 感想

    コンフォートゾーンを抜ける具体的な方法がステップごとにまとめられていて分かり易い。また、悩んだ人のエピソード(海外の自己啓発書によくあるが)が鮮明に描かれており、本書の内容が大事であることを強く認識させられる。
    自分は特別内気だと思っている人(※本書を読めばそうでないことが分かる)、何かにチャレンジしたい人(※本書を読めば考えや計画の助けになる)にお勧め。

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