「才能は磨けばのびる」「才能は変化しない」あなたのマインドはどっち?

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マインドセット「やればできる! 」の研究

第8章 マインドセットをしなやかにしよう

 しなやかなマインドセットの根底にあるのは、「人は変われる」という信念である。ちなみにマインドセットについて研究する醍醐味はなんといっても、人間が成長し変化していく様子を目の当たりにできることだと思う。
 自分が価値を置くものに向かってこつこつ努力する姿ほど素晴らしいものはない。
 本章では、大人・子どもを問わず、能力を最大限に発揮できるようになった人を紹介する。それはだれにでも、できることなのだ。

「変わる」とは、どういうことか?

 何かうまくいかないことがあったり、期待どおりに事が運ばなかったりすると、一瞬、自分はもうだめだと思ってしまう。
 「変わる」といっても、外科手術を受けたように変わるわけではない。たしかに変化は起きていても、摩耗した膝や腰の関節を新しいものと取り替えるように、古い信念がすぐに一掃されるわけではない。古い信念がまだ残っているところに、新しい信念が芽生え、それがだんだんと強くなるにつれて、今までとは違った考え方や感じ方、ふるまい方ができるようになる。

「変わる」ことを恐れない

 人間は簡単に変われるものだろうか、それとも、なかなか買われないものだろうか。
 マインドセットを変えるにはまず、その自己を返上する必要がある。想像されるとおり、長年、本来の自己だと思っていたもの、自尊心のよりどころとなっていたものを捨て去るのは容易なことではない。特に大変なのは、マインドセットを切り替えることによって、それまでずっと恐れてきたもの―チャレンジ、苦闘、批判、挫折―をすべて受け入れざるをえなくなることだ。
 

 また、自分が自分でなくなるような不安にも襲われる。自分を野心・活力・個性にあふれる人間のように感じていたのは、硬直マインドセットのせいにすぎなかったことに気づくと、自分が他の人びとと何の変りもない凡庸な人間になってしまうような気がして恐ろしくなるかもしれない。

 けれども、成長をめざして自分の可能性を開いていけば、自分が今より大きくなることはあっても、小さくなることはない。

自分も学びつつ、学ぶ人を応援する

 自分が成長するチャンスも、大切な人の成長をうながすチャンスも日々の暮らしの中にある。どうすればそのようなチャンスを逃さないように心がけていられるだろうか。毎朝、1日がスタートするとき、自分にこう問いかけよう(紙に書いて鏡に貼っておくとよい)。

今日は、私にとって、周囲の人にとって、どんな学習のチャンスがあるだろうか?

 そしてチャンスを見つけたら、それを実行する計画を立てて、次のように問いかける。

いつ、どこで、どのように実行しようか?

 いつ、どこで、どのようにと考えることで、計画が具体的なものになる。どうすればうまく実行できるか、順を思い描いてみるとよい。
 当然、障害には突き当たる。失敗したら、計画を立て直して、次のように問いかけよう。

いつ、どこで、どのように新たな計画を実行しようか?

 どんなに落ち込んでいても、行動に移すことが肝心!(これも鏡に貼っておこう)
 そして、うまくいったら、次のように自問することを忘れないこと。

逆戻りせずい進歩を続けていくためには、どんなことをする必要があるだろうか?

 偉大な野球選手、アレックス・ロドリゲスが言うように、「上り坂か、下り坂か、道はふたつにひとつ」。
 どちらの道を行くかは、あなた次第なのだ。

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