全ては広島黄金時代のために・・・「変わるしかなかった」

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変わるしかなかった。

今となっては広島が黄金時代を迎えているかのような強さを持っている。そのような強さとなった原動力はいったい何なのかを考えると去年からの緒方監督体制のように見えるのだが、それ以前にも2010年から5年間続いた野村謙二郎監督体制もあったのかもしれない。本書はその5年間監督を務めた野村謙二郎氏が監督になってからの5年間のことを綴っている。

第1章「2010年 理想と現実」

野村謙二郎氏が就任するまでの間、広島は11年連続Bクラスの低迷期にあった。その低迷期にあった中で、「変わる」ことを目指して監督に就任したのだが、就任してからの初戦からいきなりの7連敗。「現実」という名の洗礼を浴びせられた。

第2章「2011年 変わるしかなった」

就任1年目の「現実」を直視したとき、「変わるしかない」という意識へと移り変わっていった。選手の補強やトレーニング、監督・選手とのコミュニケーションをどうするのかも含めて様々な形で変化をしていった。結果的には前年と同じような順位だったのだが、交流戦10連敗を喫するまではAクラスの順位だった。

第3章「2012年 このままじゃ終われない」

2012年も昨年と同じように前半はAクラスの順位で折り返したのだが、後半で連敗を喫するなどの失速をしてしまい4位に終わってしまった。結局15年連続のBクラス入り。低迷期の脱出は夢と消えてしまった。

第4章「2013年 赤い旋風を巻き起こす」

しかしその経験が2013年以降の勢いに変わっていった。その勢いでAクラスを維持することができ、長く続いた低迷期に終わりをつげ、初めてクライマックスシリーズにも進出することができた。

第5章「2014年 それでも勝ちたかった」

「赤い旋風」の勢いは止まるどころか増していった。その増していった勢いでもって巨人・阪神との優勝争いにも絡んでくることになった。野村氏自身が築き上げていった采配がうまくいき、打率もベストに近いものとなった。野村氏はこの年に退任することとなったのだが、それが翌々年のカープの勢いの引き金になったのかもしれない。

感想

低迷にあえいでいたカープを復活させたとしても名高い野村氏だが、その采配と5年間の記録はなかなかない。著者だからでこその胸中と采配の理由が事細かにつづられており、その采配も含めた監督生活を含めて「赤い旋風」に巻き起こしたきっかけなのかもしれない。

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