あなたの運命を変える1冊。明日、辞表を出しているかも?!

6786viewsnora-kuronora-kuro

このエントリーをはてなブックマークに追加
自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか (青春文庫)

1. 意外な発想を持たないとあなたの価値は出ない

現代日本人の惰性的な生き方に警鐘を鳴らしている。
モノが満たされ、整然とした社会システムに安住し、自らの可能性を圧殺しているというのである。
江戸時代以来の「長いものに巻かれろ」精神に端を発し、我々はパターン化された生き方にがんじがらめにされている。そんな時代だからこそ、己を貫き、社会に挑んでいくことが大切だという。

”ほんとうに生きるとは、覚悟を決め、自分の行きたい道に人生を賭けることだ〟

2. 個性は出し方 薬になるか毒になるか

著者は幼少時代から「出る釘」であったという。両親に伸び伸びと育てられたが、小学生になり、権威を振りかざす教師やガキ大将と相対することになる。そして彼らに屈することなく、徹底的に反抗する。以来、一貫して社会と闘ってきた。
一方、いまの若者たちは世渡りばかりに関心が向き、困難な道に進むことをためらっている。しかし、若いうちに挑戦しなければ、一生、生命はひらかないと忠告している。

〝ただのなまぬるいサラリーマンになることは容易だ。しかし、そこではほんとうの自分をごまかして、画一化するよりほかはないのだ〟

3. 相手の中から引きだす自分 それが愛

愛と結婚について述べている。
人には何か充ち足りていないと感じるものがあり、それを埋めてくれるのが愛であるという。それゆえ人は自分にはないもの、反対のものを求める。その象徴が男と女の関係だ。そして愛の延長線上に結婚があると考えられがちであるが、著者はこれを批判する。家族を持つと社会のシステムに順応することになり、己の自由や可能性を制約してしまうという。では結婚しつつも「人生の墓場」に陥らないためにはどうすればよいか?そのヒントも述べられている。

〝運命的な出会い。それは相手を充たすと同時に自分がほんとうの自分になることでもある〟

4. あなたは常識人間を捨てられるか

芸術とは単に絵を描いたり、楽器を奏でたりすることでもない。無条件に生命を爆発させる生き方こそが「芸術」だという。
生きるとは本来無目的で、不合理であるはずなのに、政治、経済の発展の影で人間がおきざりにされている。いまこそ人間を、芸術を取り戻すときなのだ。

『芸術は爆発だ』
その真意がここで明かされる。

感想

言葉には収まりきらず、行間からあふれ出る著者のエネルギー。読者はやがて魂を鷲掴みにされ、寝ても覚めても振り払えなくなる(かも知れない)
私がサラリーマンを辞めて百姓になったのも、この本がきっかけである。まさに運命を変えた一冊。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く