人生からの問いかけに応える生き方

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ビクトール・フランクル 絶望の果てに光がある (ワニ文庫)

①慢性的な空虚感から目を逸らしてはならない

まずは自分の心の穴の存在を見つめることから始める。

②幸せは求めるほど逃げていく

幸せとは結果として自然と手に入るものであり、求めすぎれば逃げてしまう。

③我を忘れて誰かのために何かを行うことではじめて真の自分を発見する

人間の本質は自己超越性、すなわち自己を超えて他者や 社会との関わりに開かれているところにある。人間の自由とは、何かのため、誰かを守るために与えられたもの。

④苦悩が問題ではなく、「何のために苦悩するか」の答えがないことが問題

苦悩することができるというのは一つの能力。
正面から引き受けることによって、苦悩は人間的な成長のチャンスへと変わる。

⑤大切なのは、あなたの内側ではなく、「未来であなたを待っている」もの

考え過ぎ癖にストップ。自分自身に目を向けるのを止めて、我を忘れて自分が今取り組むべきことに取り組んでいきましょう。

⑥どれだけ精神の高みに昇ることができたかで人生の価値は決まる

現在の自分に失望して未来にも希望が持てないのだとしたら、過去を思い出してみる。
あなたの人生に至高体験はあったか。一つでもあれば人生は最高。それは今も未来も変わらない。

⑦愛は、人間の実存が高く昇りうる最高のもの

心をこめて育んだ思い出はこの先どんなことがあってもあなたの支えとなってくれるはず。

⑧人生は、暗闇の中で演じられている一つのステージのようなもの

たとえあなたには見えなくても常に何者かからまなざしを注がれている。

⑨「生きぬかれた過去」は、 時間の座標軸に永遠に刻まれ続ける貴重な財産

現在は、一瞬で過ぎ去る。
未来は、来るかどうか不確か。
過去ほど確実なものはない。
思い出よりも確かで貴重な財産はない。

⑩人生の意味を疑うのは、その人の高い精神性の証

自分の人生が無意味ではないかと思ってしまうのは決して心の病ではない。
今の自分が虚しいと感じるそのことこそ自分を変える大きなチャンス。

⑪あなたがどれほど人生に絶望したとしても、 人生があなたに絶望することはない

人生に生きる意味や希望があるかを決めるのは私たち人間ではない
私たち人間のそのような勝手な思いと無関係に、人生から絶えず生きる意味が届けられ続けられている。生きる希望は、どんなときにも必ず既にそこに存在している。

⑫あなたを待っている「何か」がある。 あなたを待っている「誰か」がいる

どんなときも人生には意味がある。なすべきこと、満たすべき意味が与えられている。あなたを必要とする何かがあり、あなたを必要とする誰かがいる。その何かや誰かのために、あなたにも、できることがある。その何かや誰かは、あなたに発見され、実現されるのを待っているのだ。だから、たとえ今、あなたがどんなに苦しくても、あなたはすべてを投げ出してはいけない。たとえあなたがすべてを投げ出したとしても、人生があなたを投げ出すことはない。人生は、あなたに光を届け続けてくれているのだ。

⑬心を込めて取り組めば、今の仕事が天職に「なる」

⑭人に喜ばれる喜びが、生きる意欲につながる

⑮「変えられない運命」に対する態度で、人生の価値は決まる

自分に与えられた運命に対して、どういう態度をとるかが、人生において最も重要。

⑯「幸福を追い求める生き方」を 「人生からの問いかけに応える生き方」へと転換せよ

人間が人生の意味は何かと問う前に、人生のほうが人間に問いを発してきている。だから人間は、本当は生きる意味を問い求める必要はない。人間は、人生からの問いに答えなくてはならない。
すなわち、「自分がこの世に生まれてきたことの意味と使命とを全うしていくのが人生」。

「この人生から私は何をすることを求められているのだろう」
「私のことを本当に必要としている人は誰だろう、その人はどこにいるのだろう」
「その誰かや何かのために私にできることは、何があるのだろう」
この三つの問いを絶えず自問自答して生きていくことで、私たちは幸福を追い求める生き方(=自己実現中心)から、人生からの呼びかけに応える生き方(=意味と使命中心)へと大きく転換していく。
そうしなければ真に穏やかな幸福は手に入ることはない。

⑰失われた時間・機会は二度と戻らない。 人生で最も貴重な財産は「時間」

人間は「時間から呼びかけられている存在」。
「あたかも既に二度目の人生を生きてるかのように、そしてあたかもあなたが今まさに誤って行為してしまおうとしているのと同じ過ちを、一度目の人生において行なったかのように生きろ。」

⑱悩みぬけ。苦しみぬけ。 絶望の果てにこそ、暗闇の中に希望の光が届けられてくる

人生をやり直すのに遅すぎることはない。人生を意味のあるものに変えるのに遅すぎることはない。
自分の命は自分自身のものとして引き受けた上で人生に対する態度を切り替えることができる。ならば、その人の人生は突如として輝きに満ち始め光を放ち始める。

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