大人にとって効率の良い勉強法

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16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える「脳を本気」にさせる究極の勉強法

内容まとめ

大人の脳の特徴を踏まえた勉強法。脳研究からみたテクニック以外の内容にも触れられている。

1. 20歳を過ぎたら「脳との付き合い方」を見直そう

本書に関係する脳全般の話が書かれている。
○脳は仔馬のような存在。いわたり、知り、状態を整え、育てる必要がある。
○脳はこれからの行動で作られる。「好奇心」が脳の成長を加速する。
○高次認知機能(考える、計画する、判断する、決定する、洞察する、コミュニケーションをとる、我慢する)が欠かせない能力。

2. 机に向かってすぐ集中するための脳の「準備」

脳を上手に使う(働いてもらう)方法が書かれている。
○勉強を始めるまでのハードルを下げる(場所、道具、教材、計画をシンプルに)。

  • すぐに勉強できる環境を準備しておく。
  • 専用の場所、専用の道具、多くの準備が必要な環境にしない。
  • 勉強計画(時間を決める)も大人には不向き。
○朝は「論理的思考」や「ひらめき」が必要なことを行う。
  • 仕事:企画。問題解決。判断・洞察力・考察が求められる内容。
  • 勉強:論述、長文、証明、英語文献の査読
○寝る前は「暗記」が必要なことを行う。
  • 寝る10分前の復習が効果的。
  • 勉強したらすぐ寝る。
○テキスト選び
  • 分かりやすテキストを選ぶ。心理的なハードルを下げる。図鑑。子供向けも全然OK。
○慣れていないと向いていないを取り違えない。
  • うまくできない、わからないというストレスは解消される。
○「好奇心」は理由から生まれる。何のために勉強をするのか。
○自分のなりたい姿を真剣に考え続ける。
○子供には将来のイメージを与える

3. 脳が本気になる大人の勉強テクニック

勉強の進め方、取り組み方、身に付ける方法が書かれている。
○全体から細部を徹底する。彫刻を彫るようなイメージ。

  • 最初は大きな地図をシンプルに描く。
  • 見出しを一つずつ掘り下げていくように全体から細部に進んでいく。
○5分の予習でファリミアリティを作る。脳は知っていることを好ましいと捉える。
○学はまねる。一流の先生を選ぶ。ミラーニューロンで学習スピードが上がる。
○繰り返しは重要。新しい内容に取り組む際に2つ前までの復習を行う。
○勉強は習慣化(やる条件を固定)して脳の負担を減らす。

4. 地頭を鍛える生活習慣

普段の生活習慣のアドバイスが書かれている。
○腹八分目、睡眠、運動が三大要素。
○腹八分目:肥満は海馬を小さくする。空腹で脳が活性化される(生き延びるために必要だった)。
○睡眠:睡眠は海馬を成長させる。7~9時間が最もよい。睡眠で脳の老廃物が排出される。
○運動:息が弾む程度の運動を30分行う。
○その他

  • 低IG食品で脳に継続的にブドウ糖を与える。
  • タバコ・アルコールは脳に直接ダメージを与える。タバコは酸欠。アルコールは脳の萎縮。

5. 学びの成果をアウトプットする最高の方法

外向きの活動をすることの効果について書かれている。
○趣味やボランティアに携わる人は脳が若い。
○夢(~したい)ということが脳の高次認知機能を上げる。
○脳は不安に弱い。知ることが特効薬。全体を俯瞰する。具体的に想像する。
○大人の勉強は学びを活用することが目的。「ひらめき」「創造性」が不可欠。俯瞰することが大事。
○自分とは異なる分野の集会に出て、自分の分野に結び付ける(俯瞰して見れる)。

感想

脳や勉強法として際立った内容はないが、脳の成長の順番や子供の脳と比べて書かれていることで、大人の勉強法として理解しやすい内容となっている。
一方で充分なエビデンスが提示されておらず、説得力に欠ける部分もある(分かり易くしたため?) 章のタイトルと中身も少し違う印象(目次をよく見て選んでください)。

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