「まだ、17時15分前ですから」

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ひとことの力: 松下幸之助の言葉

パナソニック創業者、発明家、実業家とも知れる松下幸之助の名言集。筆者の江口氏はPHP研究所長として当時松下の側近であった。松下の経営理念やの人生の生き方・道筋を、毎朝毎晩、隣で共に過ごした江口氏から視点で、想いを綴りながら書き留められている。

経営者としての松下の言葉

⚫「人よりも先に憂い、人よりも後に楽しむもんや」
経営者というのは、そういうもの

⚫風の音を聞いて悟る
意識を持って周りを見る、耳を傾ける

⚫「人生と経営は賭け事ではないんや」
金儲けのために土地や株を買ってはいけない

⚫「心配せんでいい、後はわしに任せておけ」
という経営者、上司はいるだろうか

●「勝てば官軍」はあかん
一時的な怒りや衝動に駆られて、損得を超越してやろうとすれば、その時は気分がすかっとするかもしれない。しかしそれは大将のすることではない。正しいと思うことをやれば決して心配はいらん。

⚫「きみ、この辺の土地はみんなわしのもんや」
そういう風に物事を考えたら楽しんやないかと。
自分のものだけれど管理はできない。それで他の人に頼んで活用してもらっている。そう思ったら、ごみを捨てようとは思わんやろ。

⚫威張ることも賢いところも見せない
経営者にとって大切なことのひとつ

⚫「なお、ありませんか」
批判する人を大事にする、素直に受け止める
「あれはあかん、こういうことをせんといかん、とかをね、教えてほしいと思いましてね」
「いや、まだありませんか」
「なお、ありませんか。参考になります」
批判する人を遠ざけるのでなく、むしろ読んで大いにさせた

人間としての松下の言葉

⚫「心のなかで手を合わすように」
常に感謝の気持ちを忘れない

⚫『自主自立』
誰とも仲良くするが、誰にも頼らない

⚫「日に新たやね」
今年は去年のままではあってはならない
今日は昨日のままではあってはならない
日々更新し続けること

⚫「不味くて残したんやないで」
あんた(シェフ)に謝ろうと思ってな。
この料理美味しかった。
けどわしはもう80や。よけ食べられへんのや。
そういうことで残したんで、気ぃ悪せんとな。

⚫「絶望はあかん。道はある」
二階があるとする。絶対に二階に上がろうという熱意がある人だけが上がれる。

⚫「まだ17時15分前ですから」
汗水かいて、仕事をしている社員を想うと、まだ夕食の弁当には手がつけられない。

感想

出会えて本当によかった、と断言できる一冊。視野が一気に変わる。経営の神様とだけあって、もの凄いインパクトのある内容となっている。自分の信じるものを曲げない、謙虚な姿勢で会社を発展させる松下の経営に学べることは端から端まである。指導者に立場にある人、その場所を目指す人、そうでもない人にも読んでもらいたい松下幸之助の一冊。

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