それを愛とはよべない

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毒親の棄て方: 娘のための自信回復マニュアル

結びの章 ついに、いい母親と絆を作る

いい母親を観察して学ぶ

 適切な愛情を与えられずに育った娘の多くは、自分が子どもを持ったら、絶対になるまいと誓っていたような母親になるのではないかと恐怖を抱いている。そして実際に子どもを持ち、ミスすると―どの母親も必ずすることだが―自分の母親のようになる運命なのだと恐れおののく。子どものいない娘は、母親から学んだ自滅的な方法で友人や恋人とつきあってしまい、ネグレクトしたり批判したりコントロールしたり過剰に関わったりするのではないかと怖れている。

 ひとつ断言しておきたい。あなたは母親とはまったく違うのだ。あなたには自覚があり、感情移入ができる。母親はそうではなかった。彼女はそれがどんなに深い傷を与えるか考えもせずにおぞましい言葉や罰を与えた。

 あるいは、あなたを束縛するか無視するか虐待した。どの行動をとったにしろ、自分の欲望と衝動以上のものは目に入らず、あなたいとってどういう結果になるかはこれっぽっちも気にしなかった。

 しかし、あなたはそこから貴重な贈り物をもらった。すべての子どもと愛する人がどういうものを与えられるべきか、あなたは知性と寛恕の両面から知っているのだ。つらい方法でそれを知ったのは悲しいことだが。
 

 あなたを人を愛する本能には問題がない。信頼できるはずだ。ただし、不安に感じるなら、他の母親と子どもの様子を観察して自身を積み上げよう。

 友人、親戚、見知らぬ人たちが子どもたちとどう交流しているかを観察するという課題を出した。「いい母親はどうふるまっているか、また短期で怒っている母親はどうふるまっているか、観察してごらんなさい。」と私は言った。

 「いちばんいい母親というのは常に子どもに注意を向けているものよ。遊び場でも、ジャングルジムの上の子どもに手を振るのがいい母親で、ずっと携帯でメールを打っている母親はそうじゃない。
 いい母親は子どもを守ろうとはしているけれど、束縛はしていない。子どもたちに何かに挑戦させようとして、ほめたり励ましたりしている様子を見てごらんなさい。それからしつけをどう利用しているかも観察して。
 子どもたちがいたずらしたら、特権はとりあげるでしょうけど、尊厳や価値をそこなうことはしない。簡単にいい母親と悪い母親の見分けはつくでしょう。覚えておいて。もし愛情のある行動に気づいたら、それをお手本にできるってこと」

あなたを心から愛してくれた人を思い出そう

 純粋な愛というものはあなたを尊重してくれる。あなたを受け止め、励ましてくれる。あなたに安心感を抱かせ、本当のあなたを認めてくれる。
 母親はそういう愛情を与えられなかったかもしれないが、他の人から与えてもらうことはできる。そして、誰かに大切にされていると感じたときに、その感覚を手にして人生をさかのぼることもできる。「いい母親の課題」によって、つまり本物の愛の力をかんじさせてくれるものを思いうかべることで、その感覚を強めることもできる。

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