感性マーケティング、6つのインパクト

3563viewsBook-PointBook-Point

このエントリーをはてなブックマークに追加
「感性」のマーケティング 心と行動を読み解き、顧客をつかむ (PHPビジネス新書)

はじめに

「売れる商品がないから売れない」「値段が高いから、立地が悪いから売れない」…
こうした考えはすでに前時代的なものである。「感性」を軸にすることで、どんな商品でも、どんな立地でも、あなたの思い通りに「売上を創る」ことは可能。本書は、1千社を超える企業の会を主宰し、独自のマーケティング論で絶大な人気を誇る著者が、話題の「感性工学」をベースに全く新しいマーケティングを説く。現場を知り尽くした著者だけに、具体例・実践手法も満載。(Amazonより)

感性マーケティングとは

■感性マーケティングとは、人の心と行動を読み解き、顧客をつかむことを成し遂げる方法

■感性マーケティングに成功しているある酒屋はお酒という「商品」に焦点を合わせるのではなく、そのお酒を飲む「人間」に焦点を当ててビジネスをやっている。

■人は「快」と感じることしか行動しない
人間は生理的に不快でも心理的に「快」は受け入れる
例:昔のヨーロッパの淑女に見られた腰を締め付けるコルセット

■人の行動がなければ売上はない。そしてその行動を生む源泉は感性。

■値段が高い、立地が悪い、商品が悪いは理由にならない。
要はお客さんに行動をとらせることができなかったというだけ。

感性トレンド、感性メカニズム、認知メカニズムについて

■感性トレンド  
 ・メガトレンド
   ⇒人の感性が大きく変化していくトレンド
 ・モード
   ⇒メガトレンドより短期間、人の感性の強烈なインパクトを与えるもの
 ・テクノロジー
   ⇒テクノロジーが発達して人々の生活が変わる
 ・環境
   ⇒人口減等

■感性メカニズム
 ・人の感性は脳の情報処理に基づく
   ⇒例:京都の町並みをみて「伝統的だな」と感じる 

■認知メカニズム
   ex:目を引きやす色は赤とか黄色

■感性マーケティングを行う上で重要なもの
「感性トレンド」+「感性メカニズム」+「認知メカニズム」+「特定の感性・認知メカニズムに関するデータ」

■感性消費行動(「問い合わせをする」「店に行く」「資料請求をする」など感性によって引き起こされる行動)をデザインすることが大切。

感性マーケティング、6つのインパクト

■①提供すべきサービス
 ⇒商品やサービスそのものではなく、ライフスタイルの提案

■②商品力の要点
 ⇒機能、品質、コストパフォーマンスにプラスした感性能(パッケージとか高級感のあるドアの閉まり方)
  アップル製品はいい例

■③企業力の要点
 ⇒伝達力ではなく、伝道力

■④顧客との関わり
 ⇒説得するのではなく、共感してもらう。

■⑤顧客の選択基準
 ⇒いわゆるブランド。お客さんがその企業の商品やサービスを買うこと、受けることに喜びを感じる。

■⑥企業の収益力の基準
 ⇒顧客コミュニティー(関係性のある顧客グループどれだけ持っているか)

結果を出す3つの取り組み

■①お客さんの感性に訴え、感性を育てる

■②人間的なコミュニケーションをし、顧客コミュニティーを育成

■③感性を軸にした商品ライン(DM メルマガ)

感想

まさに「感情」を読み解くことにより、 売り込むことをやめ、お客さんが買いたいと勝手に集まるような店作り、企業作りがこれ からの時代に必要だと思った。
感性という切り口で人の購買行動をよく考えて、ビジネスにつなげる。普段の仕事の中でも意識できそうなことばかりで、早速心がけてみよう。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く