ハードボイルド小説の金字塔!

8083views本鹿 鋤本鹿 鋤

このエントリーをはてなブックマークに追加
長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-1))

 <ダンサーズ>の前に停めらたロールスロイスの中で酔い潰れていたテリー・レノックスを、ふとしたきっかけで介抱することになった私立探偵フィリップ・マーロウ。

 (もう二度と彼に会うことがあるかどうかわからない)
そう思いながら別れたテリーだったが・・・・・・。

 感謝祭の直後、自分のオフィスから三ブロックほど離れた場所で再会することになるマーロウ。またしても、酩酊していたテリーを警官の職務質問から救い出したマーロウは、彼に対して友情を感じ始めていた。

 しかし、三度目の邂逅は、マーロウにも手のつけようがないほど、テリーの立場は危うかった。富豪の娘で、放埓な性格の妻シルヴィアが自宅で死体となって発見されたのだ。彼女の浮気に悩んでいた彼に容疑がかけられていたからだ。

 だが、テリーを信じて、彼の逃亡に手を貸したマーロウは、自ら事件の渦中へと飛び込んでいくのだった‥‥‥。

感想

 ハードボイルド小説を語る上で、レイモンド・チャンドラーは決して忘れてはならない作家の一人だろう。

「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」という名文句を生み出した作家と言えば、分かってもらえるだろうか(正確には、日本のテレビCM用に『プレイバック』の一文を翻訳したものだが・・・)。

 とにかく、チャンドラーが生み出した私立探偵フィリップ・マーロウと一緒にハードボイルドの世界に酔いしれるべし。彼の作品を読まずして、ハードボイルド小説を語ることなかれ。



関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く