スティーブ・ジョブズ IIのざっくりまとめ

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スティーブ・ジョブズ II

上巻の続き

◆「世界を変える。とんでもない経験を小異社に提供する。自分には、それができる。」
情熱というよりは、灼熱にちかい思い……。その「熱さ」は、多くのヒトを魅了し、また、木津つけてきた。だけども、その灼熱の思いがあったからこそ、iPhoneやiPadといった全く新しい「ユーザ体験」を生み出すことができたのも間違いないはずだ。

◆「自分が世界を本気で変えられると信じる人達こそが、本当に世界をかえているのだ」
変わらぬ信念を持て。とはよく言われるが、さて、その信念を終世もちつづけることはなかなかに難しい。ヒトは30歳をすぎると、固まった考え方しかできなくなるモノ。全く新しい考え方を受け入れるには、それ相応の「体力/好奇心/欲の高さ」が必要だ。「いつまでたってもハングリーであれ!」。コトバで言うのは簡単。頭で理解するのもそれほど難しくない。だけども、それを「実際の世界」で体現していくのは、とんでもなく難しいことだ。

◆「君たちは優秀だ。遊手な人間がこんなお粗末な製品に時間を費やしてはいけない」
企業は常に新しいプロダクトを生み出し続けなければいけない。プロダクトを売るためには、次々に新しい書品を世に送り出さなければいけない……。だけど、「数打ちゃ当たる」戦法は御免だ。バリエーションが増えるほど、事業領域が拡大するほど、エンジニアが一つの製品に注げる「時間と集中力」は少なくなってくる。ジョブスは「及腰でプロダクトを創る姿勢」を嫌う。「僕が売れると確信するプロダクトに間違いはない」。カリスマがもつ「直感力」「影響力」なくして、アップルは巨大企業に成長することはなかっただろ。

◆「ハードウェアとソフトウェアは切り離しちゃいけないんだ。どちらか一方の制約/誓約に縛られると、そこですべてが終わってしまうからね」
ジョブスはハード/ソフト両方の機能を上手く融合させたプロダクトを造り出すことにこだわってきた。外部に制限があると、頭に思い描く機能の実現に【制限】がかかりかねない。ジョブスが20代から一貫して持つプロダクト理念。初代iPhoneのタッチレスポンスの良さ、スムーズなページング機能……ハードウェアとソフトウェアが奏でる最高のハーモニーに、心踊らされた人の数は何千万人にも達したことだろう。

◆「人生を左右する分かれ道を選ぶとき、一番頼りになるのは死はさけられないことをしているかどうか。恥をかく、坂道を転げ落ちる、プライドを傷つけられる……そんなことは嫌だと思うのが人でしょう。だけど、死を意識すると、不思議とそういったことに執着が無くなるんです。」
恥ずかしいことは知られたくない。失敗を犯して、笑われたくない。そういった思いを抱くのは、人ならばいたって当たり前のこと。だけど、それを恐れて縮こまっていたら、「世界を変える何かを生み出す」ことなんかできっこない。人は必ず死ぬもの。人生は意外に短いことに気づいたとき、人は新たなステージに歩み進むのかもしれない。若かりしころの「禅」の経験が、ジョブスの人生哲学に大きな影響を与えているのは間違いないだろう。

◆「主張がなきゃいけない。マニフェストだ。デカイ話だ……。」
ジョブスは製品発表へのこだわりももの凄い。光の当て方ひとつ、コトバの選び方一つまでも「完璧なモノ」に仕上げること。どんなに素晴らしいプロダクトであっても、その「広告」をどう打ち出すのかでう売り上げはもちろん、企業への印象も大きく変わってくる。商品発表とは、単に商品の異能をつらつらと説明する場ではない……それは、商品の良さを2倍、3倍にも引き上げる「プロモーション」の場でもある。それを忘れちゃいけない。

◆「きみは何かすごいことをした経験はあるかい?何かをうみだしたことがあるかい?それとも、他の人の作品にケチをつけて、作る人のモチベーションを引き下げることに専念しているのかい?」
ネット上で批判の声を上げるのはとても簡単なこと。ちょちょいと使い勝手が悪いところを探せば、OK。どんなプロダクトであっても、10分もあれば、「ここだめじゃん?」と不思議に思う所は出てくる。それに比べて、プロダクトそのもを生み出すことはとんでもなく「たいへん」なことだ。プロジェクトの始まりは、出来ないことばかり。先が見えないなか、手探りで【試行錯誤】を繰り返し、一つの「機能」を生み出していくのは、まさに「クリェイティブ」な仕事だろう。言うは易し、するは難し。ジョブスが尊敬する人の多くは、必ずなんらかの「プロダクト」を己のチカラで作り上げた経験を持つヒトばかりだ。さて、あなたはどうだろう? 愚痴をつらつらと述べる時間を、何かを作る時間に充ててみてはどうだろう? もしかしたら、とんでもない「プロダクト」を生み出せるかもしれない。

以上

スティーブ・ジョブズ II

スティーブ・ジョブズ II

  • ウォルター・アイザックソン

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