ディズニーランドをもっと楽しむためのディズニーランドに関わるストーリー

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ディズニーランドの秘密 (新潮新書)

概要

早稲田大学でメディア論の教授をつとめる著者は以下のように語ります。

「ディズニーランドと普通の遊園地との違いは、ディズニーランドはストーリー性があるのに対し、ほかの遊園地はないことだといわれます。その通りです。」

本書では、ディズニーランドをもっと楽しむために、ディズニーランドに関わるストーリーについて教えてくれます。

以下、印象に残った箇所を抜粋します。

ウォルト・ディズニー

◆ディズニーランドへの思い
 ・過去を生き直し、未来に思いをはせるところでなくてはならない、そして、そうさせるようなストーリーがなければならない

◆ウォルトは、日本にディズニーランドが出来ることを反対していた
 ・外国人(アメリカ人から見て)がアメリカ人と同じようなストーリーを描けないと思っていたから

◆ウォルトがディズニーランド(テーマパーク)を作った3つの理由
 ①交通博物館を作りたかった
  ・鉄道が文明の牽引車だったころの古きよきアメリカに自分もゲストも振り返ってもらいたかった
 

 ②二次元のディズニーの映像作品を三次元にしたかった
  ・万国博覧会のパビリオンを手がけていたので、三次元と二次元の表現の深さの違いを知っていた

 ③科学技術の素晴らしさを伝えたかった
  ・科学技術によって開ける明るい未来を見せて希望を与えたかった

乗り物

◆ディズニーランドには一周する鉄道がある
 ・入り口そばの駅を基点にして、円になっている
 ・東京ディズニーランドは、法律上駅が一つしかないのでライド扱いだがある

◆ディズニーランドには蒸気船がある
 ・アメリカ西部開拓時代に、鉄道と蒸気船はいわば車の両輪だった

◆ウォルトは鉄道マニア
 ・知り合いが古くなった機関車を買い取ったので、彼の家に行き汽笛で何度も鳴らし楽しんでいる
 ・シカゴの鉄道博覧会から帰ってきて妻に「あれがいままでの人生で一番楽しかった」といった

◆現在ディズニーはリニア・モーターカーの実験を行っている
 ・1959年のオープン時に、テーマパーク用のモノレールを共同で開発している

◆ビックサンダー・マウンテンの開発秘話
 ・ウォルトが亡くなった頃、ストーリー性からスリル優先になったきっかけのアトラクション
 ・建設費は24年前のディズニーランドの総建設費をほぼ匹敵
 ・恐怖心を与えるための音は人工的に巧妙に作られている

アトラクション

◆イマジニアと呼ばれる人たちがアトラクションの制作に関わっている
 ・イマジニア:イマジネーションとエンジニアを一緒にした造語
 ・アニメーターは二次元の絵を作ることは得意でも、立体感を作るのが不得意
 ・建築士や設計士などの背景を持つ人々が制作に関わった

◆「ダンボ」だけ1つの作品で2つのアトラクションがある
 ・空飛ぶダンボ
 ・ケイシージュニア・サーカストレイン

◆ケイシージュニア・サーカストレインが特別な3つの理由
 ①鉄道への深い思い入れ
 ②ケイシージュニアに対する愛着
 ③サーカスはテーマパークには必要不可欠

名言

◆ディズニーランドが生き物のように受け手、ゲストの想像力を吸い込む力がある限り、これが完成することはありません。

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