「引き分けでいい」なんて思っていたら最後は消え去るだけ

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まんがで身につく 孫子の兵法 ((Business Comic Series))

第1章 私のせいで、得意先がつぶれちゃった?!

~智者の慮りは利害を雑う~

 仕事をするうえで必要なことは、やみくもな努力ではなく、頭を使うこと。第1話では、ビジネスにおける『孫子』の有用性を学びます。

第2章 新商品を企画して売り込め

~小敵の堅なるは大敵の擒なり~

 ビジネスは戦い。時に、強力な敵とも戦わなければなりません。そんな時は冷静に、相手を知ることが重要です。第2話では、大きな敵との戦い方を学びます。

第3章 低価格米にネット商品、手ごわい敵との戦い

~智将は務めて敵に食む~

 うまくいっている事業も、いつかは廃れるもの。時代が変われば、方法を変えていかねばなりません。第3話では、新しいビジネスへの参入のしかたを学びます。

第4章 大手の価格攻勢に、最大のピンチ!

~呉越同舟~

 ビジネスと同様、人生にも数々の困難が訪れるもの。第4話では、思うようにいかない場面に出くわした時、打開する方法を学びます。

第5章 売るべきなのは「お米」じゃなかった?

~千里なるも戦うべし~

 力を持たない者が勝つためには、「戦わないこと』が重要。第5話では、小さな会社が生き残るための方法を学びます。

最終話 戦わずして勝つ道はある

~人の耳目を一にする~

 組織は、チーム全体でビジョンを共有することで強くなります。最終話では、組織やチームが強くなる方法を学びます。

よくわかる『孫子』の言葉解説

人は、自分を認めてくれる人のために尽くす

卒を視ること嬰児の如し。故に之と深谿にも赴く可し。卒を視ること愛子の如し。故に之と倶に死す可し。(地形篇)
 

 部下への関心や愛情を日頃から伝えていなければ、いざという時に部下は動いてくれません。兵士たちに人権などなかった時代に、このような指摘をしているところに孫子の人間洞察の深さが感じられます。

 今だと、心理学の研究も進み、人は自分の存在を認められたいという欲求を持っているし、それが満たされないと問題行動を起こしたり、心が病気になってしまうということはよく知られています。「褒めて育てる」と言う人も多いですね。しかし、孫子はそんな研究もない時代にこした指摘をしました。命がけの戦場だからこその実学でしょう。

 ところが、現代のビジネスにおいて、上司が部下への関心を示さず、上司と部下のコミュニケーション不足や不信が生じている例が、多くの企業で散見されます。まったく無関心ということではないようなのですが、相手には伝わっていません。相手の存在価値を認め、それを伝えることを「ストローク」と言いますが、ストローク不足が結構多いのです。思っているだけ、考えているだけではなく、実際に伝えないといけないわけです。そうしないかぎり部下は命がけで戦ってくれないと、孫子は紀元前500年に指摘したのです。

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