池上彰わかりやすさの秘訣

6395viewsmaikomaiko

このエントリーをはてなブックマークに追加
<わかりやすさ>の勉強法 (講談社現代新書)

池上彰わかりやすさの秘訣

この概念をどのように説明すれば、聞き手が再構成して、組み立てることが可能になるかなということを常に考えていく。それがすなわち、言いたいことを図にする→その図を言葉にして伝える→その言葉を聞いた人が頭の中に絵を描く、という流れになります。

最初の単純化で満足せず、さらに高みを目指すとスランプに陥る。そこを突破すると、「わかりやすい説明」が可能になる。

もし私の説明がわかりやすいと言ってもらえるとしたら「そもそもなんでそんな仕組みがあるの?」という抜本的な疑問をいつも持つようにしているからなのかなと思います。この「そもそもなぜ○○なのか」が、私の説明のキモなのです。

「自分は何がわからないのかを知る」と私が言う意味は、優先順位をつけられるだけ内容を理解しているかどうか自己確認をするべきだ、ということです。と同時に、伝えるべき相手が、どれだけ理解できるか、自分はわかってないのではないか、という謙虚な恐れを持つべき。

何かを説明するときには、そのこと自体を説明するのではなくて、一般論に立ち返って説明すると、わかりやすくなることがある

受け手にとっての身近な話としてどう持っていくか

わかりやすくするヒント

自分が何をわからないのかを知る

他人にしゃべったり、何事かを伝えたりすることが、情報収集の呼び水になる

三分におさめようとすることで、何が大事なのかということがわかる

専門的な内容を、読者にわかってもらうため、企業小説やビジネス小説には、必ず素人が登場します。起業の内幕や業界事情に詳しい人が、素朴な質問をする素人に向かって、丁寧に説明するシーンがあるはずです。

中国の人々が牛乳を飲み始めた。しかし中国は広くて内陸まで生の牛乳を運ぶことができない。そこで脱脂粉乳という保存できる形で運んで、地方の工場で脂肪を加えて加工乳にしている、というわけです。

「夏休みがあるのが幼稚園、ないのが保育園」「昼過ぎに帰るのが幼稚園、夕方まで預かるのが保育園」「給食が必ずあるのが保育園」という具体的な話を列挙することで、聞き手の頭の中に、具体的なイメージを描いてもらえます。

道路を整備する費用は、道路を利用する自動車のドライバーに負担してもらおうというものです。自動車が増えることで道路特定財源のお金は増え続け、道路を造り続けた結果、全国に、ほとんど自動車が通らないような道路までたくさんできてしまいました。

感想

わかりやすく説明するには時間が必要ということがわかりました。やはり人にわかりやすく説明するために徹底的に考えている池上彰さんのすごさを感じました。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く