ニューズウィークより経済用語を紹介!

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ニューズウィーク日本版ペーパーバックス 経済超入門

はじめに

そもそも経済学とは選択に関する学問。お金、モノ、時間という限られたものにどう配分するか、どれだけ満足を大きくできるか。

・希少性…あらゆるものは有限。
・トレードオフ…あちらが立てばこちらが立たず。どちらか一方しか選べない状態。
・機会費用…何かを得るために諦めないといけないもの。トレードオフによる犠牲。

経済用語

・合成の誤謬:部分的には合理的で正しいが、全体として間違った結果を導くこと。不況時の貯蓄は個々でみると合理的で正しいが、全ての家計が同じことを行うと、景気は更に悪化する。

・現状維持バイアス:人が変化より現状維持を好む傾向。人は利益として得た喜びより、損失として失った痛みの方がはるかに大きく感じてしまう。

・価格の弾力性:価格の増減による商品需要の増減のこと。小さいものは、値上げしても、販売がそれほど減らない。大きいものは、値上げが販売に響く。値下げには価格弾力性の大きいものが向く。

・サンクコスト:埋没費用。投資したお金のうち回収不能となった費用。
  サンクコストの誤謬(コンコルド効果)
 サンクコストにこだわるあまり、判断を誤り、かえって損失を拡大してしま
 うこと。英・仏共同開発した超音速旅客機コンコルドが具体例。

・ナイトの不確実性:リスクと不確実性を区別。ランダムに起こる事象の中で
 リスク…統計的・確率的に可能性を推測できる。
 不確実性…突発的で推測不可能なもの。

・流動性の罠:金利水準が0に近くなると、伝統的な金融緩和策が一切効かなくなる状態。

etc

世界経済

・中国経済…2010年中国はGDP(国内総生産)で日本を抜いて世界第二位。
政府がGDPの約12%にあたる、日本円約で55兆円の景気対策を打ち、インフラ整備・補助金等に使用、その後発展。

・ジンバブエ…すさまじい勢いの超インフレ。2008年7月には2億3100万%の世界最悪インフレ率を更新。ムガベ大統領が選挙費用捻出等の理由で通貨発行。同時期、主要産業である農業生産もガタ落ちしていたため、大量の通貨が溢れ価格急騰。10兆ジンバブエドル札も発行された。
これを解決した方法が、安定した外国通貨の流通(米ドルなど)。これにより自国通貨は葬り去られる、インフレは収まった。しかし経済は未だ壊滅状態、失業率は94%。

・ドバイ・ショック…2009年11月アラブ首長国連邦(UAE)の首長国の一つドバイが英仏独などの銀行から借りた約590億ドル返済が期限までにできないと認めた。これにより投資家パニック、世界中の株価など下落。

・北朝鮮デノミ…通貨単位の変更、旧100ウォン=新1ウォンに。目的はインフレ抑制、アングラマネーの排除。
問題なのは交換できる現金上限が1人10万ウォンまで(その後50万ウォンに引き上げ)。これを超える現金は紙くずに、国民不満続出。
そこで政府、労働者に対してデノミ前と同額の給料を支払うと支離滅裂な一手。つまり、労働者の給料が100倍に増えたことになる。これで物価は再び上昇。逆にインフレ悪化という結果に。

他に

経済学の偉人について、国際ニュースについてなど。
2010年6月初版故情報は古いが、復習にはちょうどよかった。

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