学ぶ気持ちのあるものには、導き手があらわれる

6182viewshisap0hisap0

このエントリーをはてなブックマークに追加
新装版 成功の掟

この本で一番大事なこと

 世の中にビジネス書の類は多い。どれも、成功者の苦労の足取りや、成功のためのノウハウを提供してくれるはずが、そのための心構えといったものにまで遡及している本はそれほど多くない。「心構え」は「人間の精神の在り方」といった一般論的な見方に吸収されてしまうことが多く、ずばり、金儲けをするにあたって心構えを説いた本となると、皆無に等しい状態だ。本書は、この根本的な問題を、問答のかたちをとり、だれにでも理解できるようなかたちで書き下ろしたものだ。
 

 現状に満足せず、自分を変えていこうという意欲を持つ者は、それだけでビジネスでの成功を半分勝ち取っていると言ってもよい。本書は、ビジネスの成功は自己啓発の成功だ、ということを繰り返し説いている。「これを飲めばいかなる病もたちまち回復する」ように、「本書を読めばたちまち百万長者になる」というわけではない。「本書を読めば百万長者になるために必要不可欠な心構えがいつでも、どこでも、即座に備わる」ということを教えるために書かれたものだ。
 

 本書では、金儲けを夢見ながら、スタート時点から誤った道を選択している「その他大勢」のわたしたちに対して、何が一番大切なことなのかを、噛んで含めるように説き明かしてくれる。わたしたちが陥りやすい過ちをひとつひとつ解きほぐしながら、いま自分に何が欠けているかをはっきりと示してくれるのだ。方向の見定め、すなわち自分の目標設定さえまちがわなければ、いかなる人間でも自分の目標を達成できるということが、本書を読めばわかるだろう。
 

 本書の指導方針はけっして抽象的なものではない。限りなく具体的なものだ。いついつまでに、いくら稼ぎたいのかといことが決定されれば、その瞬間から夢は現実のビジネスとなる。目標設定がいかに大切かを、本書から学び取ることができたなら、著者の意図はどおり達成したと言ってもいい。ただ、ひとつ忘れてはならないことがある。本書の金銭哲学は、“しっかりした倫理を骨子としたおおらかな人生哲学が基盤にある”ということだ。人生への愛、他人への慈しみなどが、金儲け、すなわち仕事にかける情熱と密接に絡みついているということを忘れてはならない。

《目次》

第1章  金持ちの叔父
第2章  年老いた庭師
第3章  チャンス
第4章  囚われの身
第5章  信念
第6章  ゴール
第7章  セルフ・イメージ
第8章  言葉
第9章  愛
第10章 潜在意識
第11章 計画
第12章 幸福
第13章 夢の形
第14章 バラの園
第15章 旅立ち

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く