ちょうどこんな本が読みたかった

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わかりたい! 現代アート (知恵の森文庫)

現代アートをモダン(抽象)とポップ(具象)にざっくり分けて
モダンのアーティスト17人,ポップのアーティスト17人の作品を紹介する本.
アーティストの掲載順が,生年月日順というのが良かった.
モダンはカンディンスキーから始まり,ピカソはモンドリアンより年下で,デュシャンよりも年上なんだとか発見もある.

デュシャンの泉(便器)から100年という位置付けで書かれている.
新しいことをやったことは評価されるべきかもしれない.
しかし,美術館で便器を鑑賞したいとは,本書を読んでも思わなかった.
むしろ,ありがたがって便器を鑑賞する姿をデュシャンは軽蔑しているのではないだろうか.

私が知りたかったのは,
一度は展示拒否された便器が
その後100年のアートを呪縛する作品になった経緯である.
一体どうして,高い評価を得たのか,特定の業界人が認めたのをきっかけにしたのか
その後,デュシャンの様な真似(レディ メイド)をする輩が世界同時多発したからなのか
そこらへんの経緯を詳しく知りたかった.

ダミアン ハーストのアート界のお金の話も
もう少し掘り下げて欲しかった.

感想

本書を読んで,鑑賞したいと思えたのは
ニューマンの作品.これはぜひ一度,現物の大きな作品を見たいと思った.
ゲルハルト リヒターにも興味を覚えた.

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