出会い系で本好きを探している私が読む

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出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと [kindle版]

出会い系で本好きを探している私には、共感できるところがあるのかな?と思いながら本作を読んだ。いろんな人と30分間だけ会って話をするという出会い系サイトXで、著者である花田さんの人間ロードムービーという感じだ。
花田さんは、ヴィレッジヴァンガードの店長さんで、33歳。悩みは、旦那とうまく行っていないことや、仕事に対しての不満で、本作では、旦那と別れるまで、そして、転職するまでが書かれている。でも、全然旦那さんは出てこなくて、出会い系サイトXで知り合った人たちを淡々と描いていきます。そして、そこで知り合った人たちと仲良くなることで、自分の考え方が変わっていったり、ポジティブな方へ歩いていくことになります。
そんな、出会い系サイトXの人たちは、会って数ヶ月後に、自分とその人が主人公のポルノ小説を送ってくるヤツや、帰り際に、「やっぱり別れたら寂しくなったからまだ飲みませんか?」と陽気なヤツ。ただやりたいだけのヤツ。「会話中、グフッという笑い声しか聞こえないヤツ」などなど。同性異性交えて、面白い人たちに、私は、声をあげて笑えたし、人間関係は、幸福度に左右するいい例を見られたような気がしました。
花田さんは会った人に本を紹介していくんだけれど、いわいるオススメ本ではなく、こういう人だからこういう本がいいな、という、血の通ったおすすめをしているので、読んでいるこっちも、この本を読んでみたいと思う本がたくさんあった。おすすめ本を自分のエピソードとともにレビューしているみたいな本だ。

そして、大きく言えば、この本は人とのコミュニケーションに模索する本でもあり、どんな風に人に話せば良いのか?や、人との付き合い方について学べることがある本だと思う。

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◎目次
プロローグ 2013年1月、どん底の夜0時
第1章 東京がこんなにおもしろマッドシティーだったとは
第2章 私を育ててくれたヴィレッジヴァンガード、その愛
第3章 出会い系サイトで人生が動き出す
第4章 ここはどこかへ行く途中の人が集まる場所
第5章 あなたの助言は床に落ちてるホコリみたい
第6章 私が逆ナンを身につけるまで――――そしてラスボス戦へ
第7章 人生初のイベントは祖父の屍を越えて
エピローグ 季節はめぐる、終わりと始まり
あとがき 2017年秋、本屋の店先で
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