息がつまるような社会で・・・

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抱く女 (新潮文庫)

 1972年、日本でもテロ組織が活発に活動していた時代。そんな過激な時代の中、20歳の女性である主人公が感じる男尊女卑、死、恋愛が等身大の言葉で描かれている。関係しているのに関われない、関係していないのに関与される。そんな理不尽に傷つけられるなかで、自分の無力さ、弱さを感じながらもどうしようもできない。
 抱かれる女ではなく、抱く女。息がつまるような社会を生き抜く女性の姿が眼前に浮かぶ。女性でなくとも考えさせられる良書。

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