ドラッカーでワンピースを読み解く本「モンキー・D・ルフィの「D」はドラッカーだった」

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モンキー・D・ルフィの「D」はドラッカーだった

概要

「ドラッカーは実践してこそ」をモットーに品質システムの構築に関わる著者は以下のように語ります。

「「強みの上に己を築け」ドラッカーが遺した最も大切な言葉がある。これをそのまま物語として見せてくれているのがワンピースなのだ」

「行く先々で人々それぞれにあった喜び、満足をもたらす麦わら海賊団は、ドラッカーのいう顧客の創造を冒険の都度、やってのけるように見える」

本書では、ドラッカーでワンピースを読み解くことで、わかりやすさに加えて、楽しく、心のより深いところドラッカーを理解できるような内容です。

以下、印象に残った箇所を抜粋します。

最大限に自分を生かす

◆強みの上に身を立てる
 ・ルフィは、変えられないことを悩んだり、無駄にエネルギーを使うことはしなかった
 ・ゴム人間という「自分の特性」を磨くことに力を入れたからあれだけ強くなれたのだ

◆目標・成果から考える
 ・ルフィは何もできない少年の頃から海賊王になると宣言
 ・アウトプット(目標・成果)からインプット(強くなる・仲間を見つける)

◆失敗を恐れない
 ・ルフィもエースの救出に失敗しても、それを乗り越え大きく成長した

仕事を通して成長する

◆得意なことを極める
 ・ゾロは剣術、サンジはコックの腕と足技、ナミな航海士としての能力と得意なことを極めている
 ・得意なことだから楽しいし、「自分はできる」という自信が、真の充実と自信をもたらす

◆集中して時間を使う
 ・麦わら一味は再集結のとき丸々2年間という大きな時間を使って、強みをさらに伸ばすことに集中した

◆高みを目指し続ける
 ・ルフィもゾロも海賊王や世界一の剣豪など、目指すところは至高の極み
 ・だからこそ、挑戦し続けることができる

◆思いがけない成功を見過ごさない
 ・ドラッカーの「予期せぬ成功」
 ・アラバスタ王国で鉄をたまたま切ったゾロは、偶然に終わらせないためその後トレーニングを続け、自分のものにした

組織の「本当の意味」に気づく

◆責任は人を自由にする
 ・覚悟を決めればくだらないことは考えなくて済む。自ら責任を持てば自由になれる
 ・クリークの敗北を見たギンは、今度はおれの意思でやってみようといった

◆価値観の合った組織を選ぶ
 ・ナミやロビンは、麦わらの一味に転職して生き生きと働くようになれた

◆自ら意思決定して行動する
 ・麦わらの一味はドラッガーの言う「エクゼクティブ」である
 ・さまざまな戦いにおいて、一人ひとりがチーム全体の死活に関わる意思決定を行う立場にある

リーダーに必要な資質

◆才能よりも真摯さ
 ・ルフィは無知で頼りないときもあるが真摯さがあるから、仲間が信頼している

◆一人のために方針を変えない
 ・メリー号を諦めるとき一人で反対したウソップの要求をのまなかった

◆部下の成長・成功は自分の喜び
 ・ルフィは自分がチームの責任を引き受ける覚悟があるから、部下の成功や成長を脅威に感じない

◆勇気をもった意思決定
 ・ドラッカーの挙げた勇気と信念と努力の3条件を満たした上で、ルフィは物事を決定している

チームワークに大切なもの

◆人は最大の財産
 ・ナミを大切にしていなかったアーロンをルフィは許さなかった

◆経験の共有がコミュニケーションをつくる
 ・ルフィたちは寝食をともにし、一緒に冒険をすることで誤解や勘違いが生まれない

◆成果重視が良好な人間関係を築く
 ・ゾロとサンジは水と油だが、成果を上げる仲間としての人間関係は壊れていない

◆規模の大きさを求めない
 ・ルフィは組織の大きいことに何の価値を感じていない

揺るぎないチームをつくる

◆チームの目的は、メンバーの強みを生かし弱みのないものにする
 ・ルフィは弱みだらけの人間だが、仲間を作り、自分の弱みを意味のないものにしている

◆必要最低限の情報で判断する
 ・ルフィは何も考えていないのにときどき核をつくよなと仲間が言うように、知覚している

◆使命・目的を明確にする
 ・使命がいつも明確だからルフィたちはぶれることなく、一丸となって戦える

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