お金について突き詰めていくと、たどり着く終着駅は人生観になる

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金持ち脳と貧乏脳

この本で一番大事なこと

 難しい道と簡単な道があった場合、「難しい道を選びなさい」といったのはアインシュタインですが、常に難しい道を選べばいいという問題でもありません。
 そこせ大切なのは、もう一つのプランを常に考えておくということです。

 「自分には他の可能性があるけれども、今はこれを選んでやっているんだから、今はこれを悔いのないように一生懸命やろう」ということで人生が輝く瞬間が訪れるわけです。
 ジョブズの言葉にもあるように、「もし、今日が最後の日だとしたら君がやろうとして」いることを今日君はやるか」ということを考えてみることです。

 これから多くの選択肢や決断を迫られる若い人たちには、人生の分かれ道が来たときに、「これが経営判断なんだ」ということをぜひとも意識してほしいと思います。
 それこそがお金持ちになるための脳の使い方だと私は思っています。

 これまでは、なるべく自分で判断しないようにしようという考えで生きてきたかもしれません。大学入試でさえ偏差値で決めればいいと思っていたかもしれません。
 しかし、本来であれば「自分が何を学びたいのか」ということを考えてほしいのです。「自分の偏差値だと行ける大学はここ」というだけで大学を決めてしまうことは、選んでいることにはならないのです。

 仮に、すべての大学の偏差値がフラットだったとして、どこの大学が自分に合っているかなと考えれば、きっと真剣に選ぶはずです。
 それは就職も同じで、すべての企業がフラットだったら、自分はどんな仕事がしたいのだろうかと真剣に考えるはずです。

 脳科学の研究をしている私の立場からすれば、「日本人が本当に選んでいることは何なのだろう」といつも疑問に感じてしまいます。
 経営や投資、あるいはお金を儲けるという人生の基本の中で、何事にも「自分はこれがいいんだ」と決断して選べる人はお金持ちの素質があるといえます。

 脳というのは、意識的に「選ぶ」ということを繰り返すことで一番鍛えられるのです。人生の経営判断において重要なのは、「自分の人生の主役は自分なんだ」と思うことです。

                 *   * *

 本書はお金について書き始めましたが、今後自分がどのように生きていきたいかという人生プランがあって、その上にお金のプランがあると考えたほうがいかもしれません。
 なせなら、お金について突き詰めていくと、たどり着く終着駅は人生観になるからです。

 会社経営や投資、さらにはお金もちになるというようなことは、何か特別なことのように思うかもしれませんが、実はそれらは、どう生きるかということとまったく同じことだと私は思うのです。

目次

第1章 誰も知らなかった脳とお金のただならぬ関係

第2章 人間の経済活動は、脳がすべて支配している

第3章 景気は脳に左右される

第4章 お金を生み出す人間関係のつくり方

第5章 お金持ちは皆、脳の使い方が上手な人である

第6章 実践!お金持ちになる脳の使い方

最終章 脳内イノベーションでお金を生み出す秘訣

金持ち脳と貧乏脳

金持ち脳と貧乏脳

  • 茂木 健一郎

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