取材11年!著者の構想力に脱帽「蜜蜂と遠雷」

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蜜蜂と遠雷

内容

3年ごとに開催される芳ヶ江ピアノコンクール。嵯峨三枝子はそのコンクールの書類選考落選者を対象にしたオーディションの審査員をしていた。やってくるのは合格の決め手のない奏者ばかり、三枝子含む審査員たちは飽々していた。そんな中、ある候補者の履歴書が三枝子の目に留まる。

”ジン カザマ”

その16歳の少年の、ほぼ白紙の履歴書に三枝子はある一文を見つける。そして動揺する。

”ユウジ・フォン=ホフマンより5歳から師事”

少年は、その年に亡くなった伝説的奏者から師事を受けていた。
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数多の天才たちが芳ヶ江ピアノコンクールに集結しそれぞれの表現で魅せ合う。優勝するのは果たして誰か?

所感

著者は音楽家なのか?と思うほどクラシック音楽等の知識が詰め込まれていたように思います。出版社である幻冬舎様のホームページをみると、著者は取材に11年をかけたようです。気の遠くなるような時間をかけて生まれた作品であることは読めば納得できると思います。

読もうと思ったきっかけ

本屋さんで紹介されているのを見て手に取りました。数ページ試し読みしてみると、私が題名から受けた印象とは違った内容で興味が沸き購入しました。

著者

恩田 陸(おんだ りく)

出版社

幻冬舎(げんとうしゃ)

価格、ページ数

¥1,800(税別)、507P(印字されているページ数)

発売日

2016年9月23日

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