なぜ、「これ」は健康にいいのか?

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なぜ、「これ」は健康にいいのか?

病気になんかなりたくない。
誰もがそう思って生きています。
でも実際には病気になりやすい人とそうでない人がいます。
この違いはいったい何によるのでしょうか。

すべては「これ」で説明できる

男性は30歳、女性は40歳を過ぎた頃に体力の急激な衰えを感じる。男女年代別の自律神経測定データによると、この年齢で副交感神経の働きが大きく低下している。これにより血管の老化が進み、免疫力が低下し、病気になりやすい状態になっている。

自律神経のバランスを崩すと人生の質が10年で15%低下する。普段から副交感神経を上げることを意識的に行うことが「最高の健康法」といえる。

交感神経が優位になると顆粒球が増え、副交感神経が優位になるとリンパ球が増える。どちらかに極端に傾くと病気を招く。

ジョギングよりもウォーキングのほうが健康効果は断然高い。ジョギングは呼吸が早く浅くなるため副交感神経レベルを低下させる。

体を大切にするというのは、体を休めるということではない。本来持っている機能を充分に働かせることができる状態に整えるということ。「ゆっくり動くと健康になる」ことを胸に刻んでほしい。

健康は自律神経のバランスで決まる

生命活動の維持において自律神経は脳と同じくらい大きな役割を担っている。神経とは、脳と体をつなぐ「情報の道」で、自律神経がなければ生きられない。

免疫力という視点から見ても、自律神経のバランスがいいときが最も免疫力が高い状態と言える。交感神経が高まると血管が細くなるので、血球成分が流れる際に血管内皮細胞を傷つけてしまう。

高血圧、高脂血症、糖尿病の人は、生活習慣の改善により自律神経のバランスが整い、病状は快方へ向かう。

私たちの体はすべてつながっている。ある部分だけに問題が生じていることはない。

副交感神経の働きを高める生活習慣

余裕をもって行動しているかどうかは、自律神経のバランスに大きな影響を及ぼす。心に余裕があれば副交感神経が高まるので、予期しないアクシデントにも最善の対応ができる。

早起きは三文の徳。朝は能力が高まるということが分かってきている。朝の貴重な能力を活用するコツは、①良質の睡眠を充分とること、②翌朝すべきことを決めること、である。

睡眠不足は副交感神経レベルを低下させ、治療効果を半減させてしまう。夜間の仕事や勉強がはかどらないのは疲労ではなく血流の低下が原因。

腸内環境が悪くなると、腸内の悪玉菌が増え、消化吸収力も悪くなる。汚れた腸からは汚れた血液しか作れないため、全身の調子が悪くなる。

人生の質は「これ」で決まる

夕方3時以降は頭を使う仕事をしてもいい結果は出ない。メールチェックなど単純作業には適した時間といえる。

緊張したとき、ついつい何かをつかんだり握ったりしてしまうが、緊張をほぐしたいなら逆に「手を開く」ことを意識的に行ったほうが良い。

笑うと副交感神経が上がるということは、リンパ球の活性が上がり、免疫力が高まる。たとえ作り笑いでも、口角を上げる動作によりリラクゼーション効果をもたらすことが分かっている。

怒れば怒るほど、交感神経が過剰に興奮し血管が収縮して血球破壊が生じる。体内では血液がドロドロに汚れていく。怒りの80%はただの自己満足で、その後に不快な感情が戻ってくる。怒ってしまったら後でそのときの自分を分析する。

最も体に良いのは、適度なストレスと適度な余裕を同時に併せ持つこと。緊張のバランスが大切で、それがそのまま自律神経のバランスにつながっている。

感想

安保徹先生の免疫理論にも通じるものがある自律神経論。
自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスの重要性について理解が深まります。

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