1人の人間として好かれるということ

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POPULAR 「人気」の法則: 人を惹きつける謎の力 (単行本)

第1章:なぜ、あの人は好かれるのか

話をよく聞いてもらえる人と聞いてもらえない人がいる。
「人気」は私たちの人生を大きく変える。

第2章:スポットライトを集める「2つの要素」

人気には2種類ある。
1.その人が持つステータス(社会的地位)を反映したもの、
2.好感度、すなわち人として好かれている人気である。
高校の頃の「人気」が意味していたのは、「ステータス」。
好感度で測るものではなく、支配力や目立つこと、才能、影響力で測っている。

第3章:その「好かれる努力」に効果はあるか

互いを思いやる親密な関係、人間的成長、人助けなどを求める人は幸福度が高く、
バイタリティーがあり、自信に満ちあふれ、身体も健康的なのに対し、
名声や権力、過度な健康や美の追求(ステータス)を求める人は不満や心配が多く、
うつの傾向がある。
脳は、ステータスを得ることで快感を覚えるようにつくられているが、
その快感を追求するようにプログラミングもされている。

第4章:「人とのつながり」と心身の関係

「孤立で死のリスクが高まるか」という調査では、
好感でつながる人間関係を築いていた人は寿命によい影響を受けており、
生存率は孤独に生きた人より91%も高かった。
健康を脅かす要因の中で唯一、孤独に匹敵するくらい身体によくないのは喫煙のみである。

第5章:「好感度が高い人」が必ずやっていること

「交互作用モデル」とは日常生活の中で相手の態度で自分がどう感じどう反応したか、
さらにその態度によって周辺がどんな反応を示すか、という連鎖反応のことである。
日々の行動を少しだけ変えることで将来が変わってくる。
気の合う人に親しみを込めて挨拶したり、親切にしたりしてみる。
こうした行為が自分の知らないところで効果をもたらしている。
相手に好ましく接することで、私への印象が変わるだけではなく、
私自身も気分がよくなり、物事がうまく回り始める。

第6章:人間関係は「パターン」を見直せばもっとうまくいく

脳は形成された時期である高校時代の思い出を一日中、そして毎日のように呼び起こしている。
隠れていた先入観が浮き彫りになるのはそんなときである。
人の心には先入観が根をおろしており、とっさの反応や、
自分が考えてもいなかった間違いを引き起こす。
過去の経験を見つめ直すことで、過去の経験が現在の経験に影響を及ぼす範囲を
減らすよう努力する価値はある。

第7章:SNSとの上手なつき合い方

「いいね」はステータスを与える手段でもある。
「いいね」が多数あるだけで、通常なら好意的に評価しない過激な行動に対しても、
急にかっこいいと思えてきてしまう。
ステータスに価値を置けば置くほど、善悪を正しく判断する能力が低下する。

第8章:「人気をつかむ力」は、こうして育てられる

親と安心の愛着関係にある幼児が大人になると豊かな人間関係を築く。
親は子どもの「人気取り」に必死になるのではなく、
人気には2種類あることを子供に教えるのが正しい姿である。

第9章:今日から、そして未来を変えるために

私達は誰もが人からよく思われたいし、それが人間共通の欲求である。
人として好かれたいのであれば、自分の欲求より仲間への思いやりを優先させる。
人気からくる満足感は目立とうとするのではなく、
まわりに溶け込む努力をすることで得られる。

感想

ステータスを求めてしまうのが、脳の影響だと分かった時にだからこそ
人気には2種類あることを認識しておかなければいけないのだと思った。
様々な人気に関する科学的な調査が載っているので楽しく読むことが出来た。
人気そのものがビジネスになる時代に必要な本だと思う。

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