禁止されたものを人は欲しがる

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選択の科学

この本で一番大事なこと

これからの七つの章のそれぞれで、異なる視点から選択をとらえ、選択がわたしたちの人生に及ぼす影響にまつわる、さまざまな疑問を取り上げる。

なぜ選択には大きな力があるのだそうか、またその力は何に由来するのだろう?
選択を行う方法は、人によってどうちがうのだろう?
わたしたちの出身や生い立ちは、選択を行う方法にどのような影響を与えるのだどうか?
なぜ自分の選択に失望することが多いのだろう?
選択というツールを最も効果的に使うにはどうすればよいのだろう?
選択肢が分限にあるように思われるとき、どうやって選択すればよいのだろうか?
他人に選択を委ねたほうが良い場合はあるだろうか?その場合だれに委ねるべきか、そしてそれはなぜだろうか?

本書で示される見解や提案、結論に賛成していただけなくても構わない。こうした問題についてじっくり考えてみるだけでも、情報に基づく確かな決定を行う、その一助になるはずだ。
選択は、ささいなものから人生を変えるようなものまで、選択の自由がある場合もそうでない場合も、わたしたちの人生の物語の、切っても切り離せない部分なのだ。

本書を通して、読者の皆さんが自分自身について理解を深め、自分の人生について――すべてがどのようにして始まり、どこに向かっているかについて、少しでも得るところがあればと願っている。

内容

  • オリエンテーション 私が「選択」を研究テーマにした理由

シーク教の教えに従って着るものまで決められていた私は、高校にあがる頃に失明する。が、アメリカの学校で私は「選択」こそ力であることを学ぶことになる

  • 第1講 選択は本能である
選択は生物の本能である。なぜ満ち足りた環境にもかかわらず、動物園の動物の平均寿命は短いのか。なぜ、高ストレスのはずの社長の平均寿命は長いのか

  • 第2講 集団のためか、個人のためか
父は結婚式のその日まで、母の顔を知らなかった。親族と宗教によって決められた結構は不幸か。宗教、国家、体制の違いで人々の選択のしかたはどう変わるか

  • 第3講 「強制」された選択
あなたは自分らしさを発揮して選んだつもりでも、実は他者の選択に大きく影響されている。その他大勢からは離れ、かといって突飛ではない選択を、人は追う

  • 第4講 選択を左右するもの
人間は、衝動のために長期的な利益を犠牲にしてしまう。そうしないために、選択を左右する内的要因を知る必要がある。確認バイアス、フレーミング、関連性

  • 第5講 選択は創られる
ファッション業界は、色予測の専門家と契約している。が、専門家はは予測ではなく、単に流行を創っているのでは?人間の選択を左右する外的要因を考える

  • 第6講 豊富な選択肢は必ずしも利益にならない
私がおこなった実験の中でもっとも多く引用され、応用されている実験にジャム実験がある。ジャムの種類が多いほど売り上げは増えると人々は考えたのだが

  • 第7講 選択の代償
わが子に延命処置を施すか否か。施せば、重い障害が一生残ることになる可能性が高い。その選択を自分でした場合と医者に委ねた場合との比較調査から考える

  • 最終講 選択と偶然と運命の三元連立方程式
岩を山頂に運び上げたとたんに転げ落ちるシジフォス。神の罰とされるその寓話で、sかしシジフォスの行為に本当に意味はないのだろうか。人生もまた・・・

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