そろそろ計画倒れは卒業しよう「目から鱗のPDCAの回し方」

6840viewsほーほー

このエントリーをはてなブックマークに追加
鬼速PDCA [kindle版]

【簡単なようで奥が深すぎる】真の PDCA がついに伝承される。
「成功」に必要なのは、「計画力」と「行動力」。しかしそれはただの必要条件。「PDCA」が回せて初めて十分条件になる。

著者情報【冨田和成】

経歴

  • 一橋大学在学中にIT分野で一度起業
  • 卒業後、新卒で入社した野村證券の営業部門に入社
  • 退社後、フィンテックベンチャーZUUを設立

PDCAによる圧倒的成果

  • 営業マン時代、数々の記録を打ち立て、最年少でプライベートバンク部門に移動できたのは、毎日運用し続けたPDCAのおかげ

ポイント【本物のPDCAとは】

  • PDCAには完了という概念は存在せず、サイクルを回す過程で改善が次々と加えられてゆく
  • PDCAは単独で機能するものではなく、トップダウンで細分化していくもの
  • PDCAのAは「Action」ではなく「Adjust」
  • PDCAの一番の難関は、Cではなく、P(半分の人がここですでに失敗している)
  • PDCAの速さと深さは、課題分析の因数分析で決まる

やり方【鬼即のPDCAを回す】(1章~7章)

【Plan】ゴールを決め、課題を考え、KPIに落とし込み、解決策を草案する

課題(現状とのギャップ、KPI)と解決策を仮説として設定する

  • 目標はブレイクし、達成を確認できる形に数値化
  • 目標から因数分解し、ロジックツリーを作成
  • ロジックツリーの一段目はMECEを死守(理想は5段目までは掘る)
  • 分解に困ったら質と量の分け方で乗り切る
課題を絞り込み、優先順位をつける
  • 優先度付けは「期待できる成果」「コスト(かかる時間)」「気軽さ」で決める
PDCAは共有する
  • しないとやらされている感や何のためにやっている変わらない人が出る

【Do】解決策を具体化したDOを考え、そのKDIを設定し、詳細なTODOに落とし込み実行

解決策の具体化

  • 実行のDOには完結型と継続型の2種類がある
  • 継続型のDOを達成するには、ルーチンチェックシートを活用するとよい
DOに優先度をつける
  • プライベートも含めて緊急度と重要度で4つに分類
  • 非緊急非重要を捨てる
  • また、自分のお尻を叩くために無理やり緊急重要に持っていくこともできる。例:周りに宣言したり、資格試験の受験料を払うなど
DOを定量化する「KDI」を設定
  • 数値化しづらい(例えばお客様に笑顔で接するなど)は1日の終わりに自己採点すれば大体正確に評価できる。
DOをTODOに落とし込む
  • 大きなTODOはさらに分解してラップタイムを設定する(1000ページの本を週200ページに分けるなど)
確実にやり遂げる
  • 1日に3回程度セルフトークで自分の目標を声に出して確認する
  • 仕事が多すぎてパニックゾーンに陥りそうなら、一部のDO、TODOを捨てる

【Check】KGI, KPI, KDIを検証し、できた原因とできなかった原因を絞り込む

  • KGI:目標の達成率
  • KPI:サブゴールの達成率
  • KDI:行動達成率
  • 未達の場合、どこがボトルネックになっているか考える
  • 反省だけでなく、うまくいっている部分も検証してそれをさらに伸ばしていくことも考える

【Adjust】検証結果を踏まえ調整を考え、次のサイクルにつなぐ

  • 調整案の考案
  • ゴールレベルの調整
  • 計画レベルの調整
  • 解決策や行動レベルの調整
  • 調整不要の調整

8章 チームで実践するPDCA

ミーティングでどう鬼速PDCAを共有していくか

感想

本書の最大の魅力は、読み終えた後すぐに鬼速PDCAが活用できるよう設計されている点です。
P・D・C・Aそれぞれの説明に始まり、仕事の現場やプライベートで取り組みやすい事例が豊富に盛り込まれているため、読み進めるうちに行動するイメージが鮮明になっていきます。
この手の書籍は、実際に実行できるかどうかが最大の肝ですが、本書では、鬼速PDCAを行うための数種のシートや、著者愛用の外部ツールが惜しみなく公開されているため、読了後「で、何から始めればいいんだっけ??」といった状態に陥る心配がありません。
もしあなたが、仕事でもプライベートでも掲げた目標を次々と達成し、人の10倍の速さで成長することを願うなら、迷わず本書を手に取っていただくことをお薦めします。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く