コンビニはビジネスであり、インフラでもある。

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コンビニだけが、なぜ強い? (朝日新書)

私自身毎日のようにコンビニに足を運ぶのだが、モノを買うこともあれば、流行ものを調べるための情報収集として活用することもある。実際に行くコンビニは、本書にて紹介している大手コンビニであるのだが、その強さとはいったいどのようなものか、そしてコンビニが強い理由とはいったい何なのか、本書はそのことについて考察を行っている。

第1章「近づいてくる店舗 セブン-イレブン」

コンビニというと代名詞的な存在なのが「セブン-イレブン(セブン、またイレブン)」である。全国的な店舗数はもちろんのこと、売り上げも日本一を誇っており、特に売上高は小売業全体で日本一となっている。その日本を代表するコンビニである「セブン-イレブン」はどのような店舗なのか、そして商品やPB(プライベート・ブランド)のモノづくり、さらにはオペレーション力など、日本一である仕組みについて取り上げている。

第2章「ナンバースリーは「外」で勝負する ファミリーマート」

コンビニとして第3位の位置にいるのが「ファミリーマート(ファミマ)」である。そのファミリーマートはシェア第3位となるためにどのようなことを行っているのかというと、コンビニの中よりも、むしろ「外」にフォーカスを当てている。何をしているのかというと買収などの業界再編や、海外進出などを行っているという。

第3章「脱コンビニ ローソン」

業界2番手に位置しているコンビニは「ローソン」であるが、そのローソンでは今様々なイノベーションを起こしている。今年こそ減少傾向にあるものの「ローソンストア100」というリーズナブルなものもあれば、自然食品を中心とした「ナチュラルローソン」が挙げられる。ほかにもネットショッピングなども展開しているのだが、それらは「データ分析」や「女子力」といった要素によって成り立っているという。

第4章「コンビニが強い5つの理由」

現在においてもコンビニは強いのだが、その理由とは何なのか。本章では、

  • 変化対応力
  • 商品力
  • 効率性
  • 娯楽性
  • 公共性

の5つの理由を取り上げている。特に「変化対応力」や「効率性」はコンビニの仕組みにおいて欠かせない要素である。また「公共性」は4年前に起こった東日本大震災が挙げられているのだが、2015年の夏にに起こった「平成27年9月関東・東北豪雨」でも認知されるようになった。

感想

コンビニは自分自身としても欠かせない存在であり、買い物としても重要な場所であり、何よりも「インフラ」としての役割を担っている。そう考えるとこれからのコンビニはどのような存在に発展していくのか、その未来を見るに際し、どのような道をたどっていったのか知る必要がある。本書はその道を知ることのできる一冊といえる。

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