社会起業家とは? 社会起業家になりたい人へのアドバイス

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やりたいことがないヤツは社会起業家になれ

概要

若者たちが未来に希望を持てる社会の創造に取り組む社会起業家である著者は、下記のように語ります。

「社会起業家は、特殊な能力やモチベーションを持った人がなるものではなく、むしろやりたいことがない人がなるもの」

「困っている人の声をとことん耳を傾け、「ニーズの代理人」になることが、社会起業家の仕事なのだ」

本書は著者の学生時代から現在に至るまでの経歴を綴りながら、どう今のポジションにたどり着いたのかが書かれた自伝的内容です。

以下、印象に残った箇所を下記の項目に分けてまとめます。

①社会起業家
②目指した理由
③なりたい人へのアドバイス
④社会起業家の喜び

社会起業家

◆社会起業家とは
 ・社会における様々な課題を事業によって解決する人

◆目指すべき方針
 ・社会にどれだけ強い価値や効果を与えたか

◆一般起業家と成功の尺度の違い
 ・一般起業家:株主に利益を与える
 ・社会起業家:社会への影響を与えるか

◆ボランティアとの運営方針の違い
 ・ボランティア団体:寄付や助成金で運営を行うので、援助が打ち切られるとサービスがストップ
 ・社会起業家   :収入源を確保し、安定的な事業を運営することで持続的なサービスを提供

◆なぜやりたいことがない人が社会起業家になるのか
 ・やりたいことがない人は自分に正直
 ・自己実現のためではなく、人のために働ける人
 ・何にでも対応できる柔軟性を持っている
 →他人と向き合い、思いを汲みとり、ニーズを探り出すことができうるのだ

著者が目指した社会起業家を目指した理由

◆就職活動中に行き詰まり小笠原へ。そのときにふと浮かんだ言葉
 ・「自分の中にニーズがない。だったら、他人のために生きればいいじゃないか」

◆大学卒業後、ボランティア団体『コトバノアトリエ』設立
 ・中高学生を対象に文章教室を開いて、文芸誌などを作り配布

◆「NPO法人エティック」という団体が開くNEC社会起業塾に参加
 ・きっかけはたまたま届いた一通のメール
 ・副賞のPCと賞金が欲しいという単純な理由で

◆以降、社会起業家としての道を歩む

社会起業家になりたい人へのアドバイス

◆やりたいことはなくていい
 ・自分を振り返っていくつかのキーワードを探す
 ・未来へのヒントは過去にある

◆テーマはなくてもいい
 ・他人のニーズに耳を傾ければ、いつかはテーマにたどり着く

◆小さな積み重ねが大きな経験に
 ・まずは解決できそうな問題から取り組む
 ・小さな失敗、成功がやがて大きな課題をクリアすることにつながる

◆簡単なはじめ方
 ・現場へ行ってみる
 ・団体はホームページなどを出しているので、探して社会起業家の下で働いてみる
 ・テーマがある人は「ソーシャルベンチャーパートナーズ」という団体にアクセスしてみる
 ・NEC社会起業塾に参加してみる

◆社会起業家になるための第一歩
 ①ニーズを調べる
 ②サービスを考える
 ③ビジネスモデルを考える

◆リサーチをする
 ・「戦略」は「戦う」を「略す」と書く
 ・ニーズを満たすサービスができても、ビジネスに成立しないと続けられない
 ・「同じ人に、同じものを買ってもらう」が一番成功しているビジネスモデル

◆やってみる
 ・ビジネスモデルまで出来たら、まずはやってみる
 ・問題点があれば改善して、さらに大きくしていく

◆失敗したらやめる
 ・意義があってもビジネスとして成立しないなら失敗
 ・ただニーズがあるなら、ボランティアによる自主運営という手段もある

社会起業家の喜び

◆すべての仕事は、「誰か」を「何か」で「笑顔」にすることだと僕は思う。
 その意味で社会起業家という職業の魅力を一言で表せば、その純度の高さではないだろうか。

◆多くの人に奇跡を起きるように、仕組み作りをする。
 これこそが社会起業家であり、新たな社会問題解決の手法である。

◆社会企業家は、人が生活や人生までも変えることができる。
 与える仕事でありながら、すべてが満ち足りる仕事だ。

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