本が売れない時代に どう本を売るか

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読書という荒野 (NewsPicks Book)

幻冬舎を立ち上げた見城氏の
編集者魂を見せつける内容

昭和臭漂う熱い仕事と青春

左翼思想にかぶれた後に
現実とのギャップにもがき苦しみ
反転して社会的成功を得ようとする
なんだか訳のわからない情熱.

死の虚しさから逃れるために
仕事に没頭する.

とにかく熱い.
この熱が昭和的で青春の時間でそれに対する憧憬であり
これら全てのバックボーンに読書がある.

一方で,昭和以降の時代性は,
命を燃やす対象が無い,
正義も真理も所詮相対的なものに過ぎない.
世の中に克服すべき不条理が存在しない.
生活に不便を感じない.
そんな低温快適環境で思春期を過ごす今の若者に,
本書の内容は,響くだろうか.
時代遅れ感の中に,羨ましく感じられる何かが
あるかもしれないし
嫌悪を感じるかもしれない.

どちらであっても時代は戻らない.

若者に読書の価値を納得させるだけの力が
つまり未来に向かって何かを革新する力が本書にあるのかは疑問.

昭和の青春を知る中年の私は面白く読みましたが.
おじさんの自己満足を超えることはできるのか.
ぜひ,若者の書評を読みたい.

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