π(パイ)はすべてに生きづいていた!数学界を超えて人類がいざなわれつづけるπの真実の姿とは?

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π のエロティシズム [kindle版]

感じて!無限のエクスタシー

πはすべてに生きづいている。感嘆、驚異、畏怖、陶酔、憧憬 ……。

さまざまな感情をも凌駕するπのエロティシズムに誘われて。

 太古から数学者を魅了しているπ(パイ)=円周率。学者でなくとも,その成り立ちや存在について一度は興味を抱く人か多いのではないかと思われます。 本書は「πって無限につづく数らしいけどそれってどうなってるの?」といった,πについてのそもそもな疑問について探っていく数学物語が入り口となっています。πが潜んでいる円,丸は,わたしたちに気持ちよさを感じさせるものです。すべすべしているもの,なめらかなもの。この気持ちよさを数学的に翻訳していき,気持ちよさの正体・πの裸に迫っていきます。

 ところが物語が進むにつれ,πのありようは,もはや数学からのアプローチではおさまりきれない驚愕の広がりをみせていきます。円から離れ,有名どころのあの公式やあの定理にも潜むπ。無理数であり,超越数であり,万能数であるともされるπ。無限につづく数πには,森羅万象のすべてを数値化されたものが含まれているというのです。

 πはヒトの生きる世界でさまざまに生きづいているという現実に,はたしてわたしたちは何を感じるでしょうか? 未だその全貌わからぬ存在にいだく魅力の根源について,いつしか文学的な考察へといざないます。

 本書の構成として,ほんの少しですがπ 30万桁を併載しています。整然と並ぶ数字としてではなく,πにたわむれ,永遠に紡ぎ出される真実の詩として〝πを読んでみる〟こころみです。
 各ページ内に含まれているある数字を例として挙げています。おもしろい数字の並びだったり,アラスカの氷に覆われた地域の面積だったり,地球の赤道半径だったり,√3の値だったり,年末ジャンボ宝くじの当選番号だったり,明治5年の日本の総人口だったり,2100年の日本の推計人口だったり。何かの数値や過去・未来に関する数字などをみつけながらπを読んでみる章です。無限につづくπのどこかには,たとえば自身やあの人にとっての大切な数字も含まれているのです。。

contents

  • 3_Seek(第1章)

 なめらかさゆえの,探究,快楽,発見。いにしえよりπを追い求めている物語がここにはじまる。

  • 3.1_Gate(第2章) 
 円を超えゆくπ。ニュートンが放った無限の扉。
  • 3.14_Voyage(第3章) 
 πに導かれる無限への旅。かけ抜けるπ。
  • 3.141_Imagination(第4章)
 鑑賞,πの公式たち。美しさに魅せられる。速さを求める。深い感嘆にひたる。
  • History of PI_πの歴史(エピローグ)〜πをあらわにしてきた人類の軌跡
   ↑ここまで右開き。↓ここからπ30万桁。最後尾から読もう。
  • 300,000 Digits of π _π30万桁とたわむれ読んで,ある数字をみつけだそう。

著者紹介

桜井 進(さくらい すすむ)
東京工業大学理学部数学科卒、同大学大学院院社会理工学研究科博士課程中退。2000年にサイエンスナビゲーター®を名乗り、数学の驚きと感動を伝える講演活動をスタート。講演会70回以上。著書に『感動する!数学』『わくわく数の世界の大冒険』『面白くて眠れなくなる数学』など50冊以上。

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