知られざるギターの「名器」とは?

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僕らが作ったギターの名器 (文春新書)

ギターというといろいろな種類があり、作り方も異なる。しかしギターの中には「名器」と呼ばれるものがあり、その名器と呼ばれているものの中には世界的に有名な設計家がデザインされたものがあり、本書ではそれについて紹介している。ではどう言ったギターの名器が存在するのか、そしてそのギターが作られた経緯とともに紹介している。

第一章「サウンドデザイナーの仕事—音を描くプロフェッショナル」

サウンドデザイナーは簡単に言えば音を描く仕事のことであるのだが、実際には作曲家ではなく、むしろギターの音を作るための人のことを指している。そのプロフェッショナルについて取り上げている。

第二章「楽器とサウンド—楽器の価値を考える」

楽器の価値はどのようにして決まるのだろうか。「ブランド」か、「音の良さ」か、あるいはそのほかに何があるのか、本章では楽器の価値について「音(音質・音量など)」などの観点から取り上げられている。

第三章「ギターの歴史—ギターのルーツから現代まで」

ギターの歴史は弦楽器の歴史そのものであり、起源を探ってみると狩猟時代にまでさかのぼるという。この時は狩猟につかう弓を使い、ヴァイオリンというよりも「リュート」と呼ばれる弦楽器のようなものができたところから始まる。そのリュートがのちのギターの原点になっていったのだが、派生してヴァイオリンやヴィオラといった弦楽器も誕生した。

第四章「エレクトリックギター—半世紀の進化と様々なタイプ」

ギターというとアコースティックギターもあるのだが、ほかにも軽音楽などで使われるエレキトリックギター(エレキギター・エレキとも言う)がある。そのエレクトリックギターが誕生したのは1930年代に誕生し、それが日本にわたり、日本でもエレクトリックギターが生産され始めたのは1970年代からであったという。

第五章「ギターと木材—木を知る事は、ギターを知る事」

ギターのほとんどは木で作られているため、ギターと木材は密接に関係している。本章ではギターにはどのような種類の木材が作られるのか、そしてその木材からどのようにしてギターが作られるのか、そのことについて取り上げられている。

第六章「21世紀のギター—モノ作りの現在から未来へ」

現在も世界各地でギターが作られているのだが、これからギターはどのような道をたどっていくのか、そのことについて書かれている。

感想

もともと著者は楽器に関して密接にかかわった人生であり、今もギターブランドの社主を勤めている。長年、ギターの名器をいろいろと見ていったのだが、その結晶が本書といえる。

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