親ができることそれは親の望む方向に子どもは動いてくれるという期待を親が上手に諦めることかもしれません

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不登校Q&A ―自信と笑顔を取り戻す100の処方箋 (新時代教育のツボ選書)

この本で一番大事なこと

①子どものエネルギーが貯まるような関わりをする
②子どもが自分だ考え、自分で決めて行動できるように支える
③子どもは本来、皆成長する力を備えていると信じる。

子どもが自分で動き出すために親ができることを、本書で示しました。おそらく、その過程にあるものは、繰り返しになりますが、親の望む方向に子どもは動いてくれるという期待を、親が上手に諦めることかもしれません。

本書を手に取られたみなさんは、おそらく今できる精一杯のことをされているはずです。「あきらめるなんてどういうこと?!」と思われるかもしれません。確かに「あきらめ」とは「もう希望や見込みがないと思ってやめること」と辞書には書かれています。そうした「あきらめ」は、問題を自分のこととしてとらえず、人のせいにしたり、時に激しい怒りや憎しみを持ったりする原因となります。

しかし、私たちがここで言う「あきらめ」は、それとは違うものです。本書の内容を実践されていく中で、「子どもへの言葉や行動は、もしかしたら子どものためというより、親である自分の不安を解消するためのものかもしれない・・・」という気づきがあったのではないでしょうか。そうした気づきがもたらしてくれる、いい意味での「あきらめ」なのです。実は、「あきらめる」とは、「明らめる」すなわち「明らかに見る」が語源です。

では、何を「明らかに見る」のか。

それは親であるみなさんの中にある、子どもへの思いや期待であると私たちは考えています。そこに気づくことができれば、「ずっと感じていた苦しみは、実は親である自分の期待と、子どもの現実の行動のずれではないか」とか、「自分の思い通りに動かそうとするから反発していたのか」といった、前に進むためにひらめきにつながります。

今、このあとがきをお読みのみなさんは、すでに感じて下さったと思います。残念ながら、こうした気づきによって、すべての物事がすぐに解決することはありません。
しかし、本当の意味での「あきらめ」の先が、延々続く真っ暗闇なトンネルであるとは思いません。
本書が、そんな暗闇を明らかにするような一筋の光となることを願ってやみません。

内容

  • 不登校の概要
  • 不登校の原因
  • 家庭生活
  • 遊び・長期休暇
  • 家族
  • 学校生活
  • 担任
  • 進学・新年度・新学期
  • 居場所
  • 医療
  • 義務教育後の進路を考える

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