数字のカラクリを見抜け!数字を正しく読み解くためのポイント

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数字のカラクリを見抜け! (PHPビジネス新書)

概要

経済学者で「スタバではグランデを買え」なども執筆した著者は、下記のように語ります。

「若きビジネス戦士にとって、”データによる客観的な裏づけ”は、経験不足を補うための最高の武器になります」

「でも…、自分には無理だと考えている人がほとんどでしょう」

「ほとんどの人は社会を出て仕事を始める前に、数字を読む解くトレーニングを受けていないからです」

本書では、著者が身につけた数字を読むノウハウのうち重要な19の項目を教えてくれます。

以下、印象に残った箇所を抜粋します。

数値を読み解くための2つの能力

①分野についての専門知識
 ・よくある政府などの発表している数字にも変な数字が混入していて、正しく読むには知識が必要

②数字に注意をする姿勢の持続力
 ・すぐにはわからないポイントのないデータをなが続けていると、隠れている特徴や異常値がわかってくる

正しく読み解くためのポイント

◆期間をチェック
 ・短すぎる過去のデータでは将来は見えない
 ・最低でも予測する期間の2倍をみる

 ・知りたい期間に合っているかをチェック
 例)「10年で16%伸びる」=「5年で8%伸びる」では意味が違う

◆変化率には気をつける
 ・基準にする時点が違うだけで、結果が逆転することもある
 ・全体として何倍も変化する場合は対数グラフを使う

◆数値が出てきた背景をみる
 ・宣伝などで出てきた数字は、好調なものしか出てきていない
 ・テレビなので登場したグラフは、グラフよりも紹介している人のプロフィールを見る

◆グラフよりもタイトルや軸をまず見る
 ・軸をいじり大して変化をしていないグラフを変化しているようにしていることもある

◆もう一段細かく調べる
 ・全体で勝っていても、部分に分けると負けていることもある
 ・細かく事柄に分けると、きちんと把握・分析できる

◆1年12ヶ月で同じ日はない
 ・日数、祝日数、イベント、季節などを考慮にいれる

◆金額のデータの注意
 ・為替レート、物価変動など国別によって異なる

◆少数派のデータに気をつける
 ・少数派が異常値として大きく影響を与えていることもある
 ・平均値だけでみず、分布もみる

◆数値の丸め方と誤差に注意
 ・丸めた数値によっては、差をとったとき誤差が大きくなることもある
 ・必ず丸める前のデータも持っておく

◆データの定義を考える
 ・その数字が何を示しているのか明確ではないと、意味がない

◆ランキング1位に意味はない
 ・同業者が相手にしていないランキングで、簡単に1位をとっていることが多い

感想

本書には言葉では説明しにくいものは、表やグラフなどの具体例が載っていますので、詳しく知りたい人はぜひ

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