人生は選択の連続

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神様のカルテ

著者である夏川草介も信州大学医学部卒。

その著者だからこそ描ける、命の物語。

松本平の中ほどに位置する本庄病院に勤務する
栗原一止(くりはら いちと)を主人公として、
その病院内で起こる
医者と看護師との関係、医者と患者との関係、
また、一止の住む「御嶽荘」のユニークな住人たちとの関係。

人生は選択の連続だ

と思わされる話ばかりです。

ある時、大学病院に来ないかと誘いを受けるも
悩む一止に、一度見ておいでと送り出され
最新医療を目の当たりにする一止。

しかし、大学病院では
手の施しようのない患者は地方の病院へ行かざるを得ない。
その地方の病院に、一止は居たのだ。

最新医療でも多くの人を救える
でも見捨てられない多くの患者もいる。

悩む一止の出した決断は…

延命措置をすれば助かるかもしれない。
しかし、肋骨を折り、点滴のチューブに繋がれて
それで良いのか…

末期の患者に対して一止の出した決断は…

人生は選択の連続ですが
病院では、その選択が命取りになることもある。
そんな中で奮闘する、一人の医者を描いた物語です。

感想

映画にもなった作品です。
映画も観ましたが、やはり原作を読むと
映画にはなかった、居酒屋での医者同士の話などがあるので、所々にくすりと笑える場面があります。

また、著者が信州大学医学部卒というのもあり
場面背景がありありとしていて楽しめます。

人が亡くなることを受け止めるのは
患者の家族だけではない、
医者もまた、同じ悲しみを受け、悩み
しかしそれでも進んでいくのだな、
と感じる本でした。

神様のカルテ

神様のカルテ

  • 夏川草介

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