さて。あとがきに書くことがありません。(いきなり)

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BLACK BLOOD BROTHERS〈3〉―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 特区震撼 (富士見ファンタジア文庫)

「ジローは海になれるかな」

今はいない彼女が、記憶の中で微笑む。
――貴女に会いたい。

運河の中で。ミミコの想いは水に溶け、
重なった肌から血を介し、ジローに伝わってゆく。
「あなたたちは孤立していない。
まず、ここにあたしがいる」

「上等だ、ジロー!」
怒りと愉悦が渾然となった声で、カーサは吠える!

「生意気な人間め」
吸血鬼は言った。
「たかが十数年を生きただけの小娘が、古血(オールド・ブラッド)に意見するか」

「青臭い吸血鬼」
少女は答えた。
「その百年、あなたは何をしてきたの?」

吹き荒ぶ強風の中、異なる血を持つ二つの種族は、互いの眼光をぶつけ合った。

いま、特区の歴史が、次の段階へ足を運ぶ。

『ジローは、周りに目を向けなきゃ。もっと大きな流れになるために、ね』昔。闇の母たる、彼女はそう言った。そして今。目の前でミミコが告げる。「あなたはちっぽけな流れでしかないの。…独りでいようとする限りは!」吹き荒れる嵐の中で、ジローは思う。何故、彼女たちはどんな時も、希望に満ちた眼差しを失わないのか―と。世界で唯一、人間と吸血鬼が共存する場所・特区。しかし、忌むべき血族『九龍の血統』の暗躍で特区は崩壊の危機に直面していた!兄弟上陸事件、ついにクライマックスへ―。赤も黒も、全ての“血”が交じり合う真実がここに在る、シリーズ第3弾。

内容

  • 特区の嵐
  • 風に踊る者
  • 踊り手たちの交錯
  • 交錯の運河
  • 運河は海へ
  • 感想

    本編も面白いのだけれど、あとがきも面白い!!!

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